トライアウトは「プロ野球選手の墓場」ではない

タグ: , , 2018/11/19

 林昌範です。13日に12球団合同トライアウトがタマホームスタジアム筑後で行われました。僕も1年前にマツダスタジアムでトライアウトを受験しましたが、この機会がプロ野球選手として最後のマウンドになりました。


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 実はトライアウトを受けるまで非常に迷いました。周囲から「1軍でどれだけできるか他球団の編成も知っている。受ける必要があるのか」、「1日だけアピールしてもあまり意味がない」と疑問や反対する声もあったのが事実です。トライアウトを受けたのは現役を続けたい気持ちはもちろんありましたが、それだけではないという思いもありました。それはトライアウトを受ける事で自分の気持ちが色々変化するのではないかと思ったからです。

結論を言えば、参加して本当に良かったです。チームのためでなく、自分のためにプレーするのは人生で初めての経験でした。1軍で出場機会がないままユニフォームを脱ぐ若手選手、1軍で実績十分なベテラン選手もグラウンドに立てば「野球を続けたい」という思いは同じです。ロッカールームから異常な緊張感でした。自分以外は敵になります。ただマウンドで投げた時に再認識したのは「野球って楽しいな」という思いでした。色々な方に支えられてプロ野球の世界でプレーできたことに改めて感謝しました。

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