そろそろ当ててよ!巨人軍ドラフト抽選惨敗史

タグ: , 2021/10/10

【3球団以上の競合では2勝19敗・・・引き当てたのは原辰徳と松井秀喜のみ!】

 過去、巨人が3球団以上の抽選に臨んだのは21回ありますが、勝率はなんと1割以下。かなり壊滅的な数字です。

 近年では2017年のハズレ1位抽選が興味深いです。この年、早稲田実業の清宮幸太郎内野手を7球団競合の末に外すと、巨人は九州学院高校の村上宗隆に狙いを定めます。

 しかし、ヤクルトと楽天も村上を指名してきた。ここで、当たりくじはヤクルトに-。

 現在の村上の活躍ぶりを見ていると、「3分の1だったら引き当てたかった」とG党がため息を漏らすのも無理はありません。

 とはいえ、2勝がともに球界を代表するスーパースターになっているわけですから、勝負所ではしっかり引き当てている、とも言えるのではないでしょうか。他球団でプロ野球生活をスタートさせた若大将やゴジラなんて、想像もできませんから。

【原監督の抽選は1勝11敗!実に勝率1割以下・・・】

 原監督が過去、ドラフト会議でくじ引きに臨んだのは12回。そのうち、引き当てたのは08年、東海大相模高校・大田泰示の1回だけです。

 あとは・・・

01年の日南学園高校・寺原隼人
06年の愛工大名電高校・堂上直倫
07年高校生の仙台育英高校・佐藤由規、同大学・社会人の東洋大学・大場翔太、同ハズレの日本大学・篠田純平
13年の東京ガス・石川歩
18年の大阪桐蔭高校・根尾昂、同ハズレの立命館大学・辰己涼介
19年の星稜高・奥川恭伸、同ハズレの東芝・宮川哲

 と、負の歴史が続きます。

 今年は雰囲気を変えるために、競合した場合のくじ引き役は原監督ではなく今村球団社長が行なうとされています。

 とはいえ、考えてみてください。もし06年の高校生ドラフトで、そのまま3球団競合の末、当時の高校球界ナンバーワンショート・堂上を引き当てていたら・・・。

 今頃、坂本勇人が東京ドームでプレーしている確率は、限りなくゼロになっていたことでしょう。

 もし13年ドラフトで、即戦力右腕の石川を引き当てていたら・・・。

 今頃、小林誠司が東京ドームでプレーしている確率も、限りなくゼロになっていたはずです。

 そうすると、現在のジャイアンツの女性人気を二分するイケメンがともに、他球団に流出していたことになります。

 想像できますか?

 つまり、過去はこれでいいのです。外れたからこそ、外したからこそ、今の読売巨人軍がある。だからそれほど、悲観する必要はないのです。

 さて、今年はいったい-。抽選の瞬間をしっかりと見届けたいものです。

 確率論からいえば、もうそろそろ当たりそうですから!





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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