セブンズ代表候補・藤田慶和が抱く五輪への思い「セブンズを文化として根付かせたい」

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となっている東京オリンピック。

日本人選手にとっては自国開催の夢舞台ということもあり、誰もがそこに焦点を当て努力を積み重ねてきた最中での延期。

自身の身体の変化やモチベーションの維持など、この「1年」というものは選手にとってかなり大きなものになる。そのため、なかには苦渋の思いで「引退」を決断した選手もいた。

一方で、延期になってもなお、オリンピック出場を目指す選手は、この「1年」をさらなる自身の強化期間とし、練習に励み続け、まだまだ先行きが不透明な中、今年の開催を願っているだろう。

今回はそんな東京オリンピック出場を目指すうちの1人で、7人制ラグビー代表候補の藤田慶和選手にインタビュー。

オリンピック延期決定後の心境やその後の取り組み、さらには7人制、15人制ラグビーどちらも取り組む藤田選手だからこそ語れる思いについて明かしてくれた。

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自分にフォーカスし、自分と向き合う時間ができた


ー藤田選手にとっては、昨年(昨シーズン)は、オリンピック開催に向けて準備をしていた年でもあったと思います。オリンピックが延期となった時はどのような心境でしたか?

「率直にいうと、本当に辛かったですね。ずっと(オリンピックを)目指してきて、あと4ヶ月で開催されるというところでなくなってしまったので。そこにピークを持ってきていたのでなかなかしんどかった部分はあったんですが、自分がコントロールできることではないので、落ち込みましたけど、すぐにポジティブになれました。」

ーその「ポジティブになれた」きっかけは何かありましたか?

「誰かに何かを言われたとかはないんですが、ここで落ち込んでいても何も変わらないし、僕が『オリンピック開催してください』と言ったところで開催される訳ではない。そういう自分でコントロールできない部分は割り切って、自分がコントロールできることや頑張れることをやろうと思えたことが、ポジティブになれたきっかけですね。」

ー今回オリンピックが1年延期となりましたが、この「延期」を、ご自身はどのように捉えていますか?

「最初は、1年延びることに対して、きついなと思っていました。ただ、あと1年成長できる機会をもらえたとか、準備する機会が長くなったことで世界一との距離が近くなる、メダルにもっと近づけるという思いを持って今は取り組んでいます。」





ー延期になったあと、開催に向けたその後のモチベーションはどのように保っていますか?

「シーズン中は海外遠征が続くなどして、自分よりも相手チームや所属チームにフォーカスして色々なことを考えないといけません。ただ、(昨年の)自粛中に自分にフォーカスし、自分と向き合う時間ができた。そこで自分の弱みや伸ばすべき部分が明確になり、そこに対する努力というのが明確になったことは良かったと思いますね。」

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