2失点のマリナーズ戦で大谷翔平が苦しんだ要因は?”日本一の投手コーチ”佐藤義則が徹底分析!「スライダーの曲がりが・・・」

タグ: , , , , 2022/8/17

(C)CoCoKARAnext

 エンゼルスの大谷翔平は現地8月15日(日本時間16日)、本拠地でのマリナーズ戦に先発登板。6回97球を投げ、7安打1四球8三振の2失点で降板した。この日のピッチングは、エキスパートの目にどう映ったのか。田中将大やダルビッシュ有らを育て、「日本一の投手コーチ」と称された佐藤義則氏に、大谷の投球内容を分析してもらった。

【動画】苦しみながらも8K!マリナーズ戦で大谷翔平が奪った8つの三振シーンをチェック!






 今日の大谷は変化球の曲がりが悪かった。いつもの大谷であれば、ストライクからボールになる大きな変化で相手を打ち取っていたが、今日はストライクからストライクの球ばかり。打者がスライダーを警戒してくるなかで、そのスライダーが甘く入ってしまい、痛打されるケースが多かった。特に左打者のひざ元に極まるようなスライダーを投げられなかったのが気になった。

 加えて、いつもよりも投げ急ぎを感じた。足が着いてから投げるまでに間がなく、球を長く持っていられないのでボールが浮いてしまうケースが多かった。大谷の状態が良くないときは、どうしても上体が先に出てしまい、腕の力で投げるような形になってしまう。こうなるとボールを低めに抑えることが難しくなるので、厳しいコースへコントロールしにくくなる。それでも8つの三振を奪えたのは、やはり大谷の球に力があるからだろう。

 本人としたら、ちょっと苦しいピッチングだったと思う。その状態で6回を2失点で抑えたのは評価できる。ただ、最終回にエンゼルスの守備が乱れて4失点。負けが込んでいるチームを象徴するような結末だった。

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム

人気タグ一覧