苦境の日本ハム・中田にあのレジェンドOBが金言エール! 『長い野球人生・・・』

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 日本ハム・中田翔内野手(32)が苦しいシーズンを送っている。今季は開幕直後から不振に悩まされた。4月7日のソフトバンク戦では5回の三振後にベンチでバットを叩きつけると、ベンチ裏で転倒。右目付近をはらした姿が大きく報じられたことも。その後も打撃の調子は上がらず、5月17日に「このままではチームに迷惑がかかる」と自ら申し出て登録抹消となった。

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 ファーム調整を経て、6月4日に再昇格。気持ちを新たに復活を誓ったが、復帰後4戦目となる8日の阪神戦の3回に内野ゴロを打った直後、一塁へ向かう際に痛みを訴えてグラウンドへ倒れこんだ。急性腰痛で翌9日に再び登録抹消となったのだ。

 栗山監督は中田に関して「もう全然だな」と復帰のメドが立たないと明かす。まだ二軍戦にも出場しておらず得点数、本塁打数ともにリーグワーストと最下位に苦しむチームには一日も早い主砲の復活が望まれているが、なかなか明るい兆しは見えない。

 本人にとっても前半戦だけで不振と故障による2度の登録抹消というのは、プロ野球人生でもなかったもの。一方、こんな厳しいシーズンを送る中田について「ミスター・ファイターズ」ことレジェンドOBの田中幸雄氏はこう語る。

 「少し心配ですね。長くやっているとそういう年もあってしょうがないのかなと。僕はそういう優しい目で見てしまうんですが。結果を残してきている選手ですから。3年連続100打点以上あげるというのは相当なこと。そういうことを成し遂げてきている選手ですから」





 今季はベンチ裏で転んで目をはらしたり、何かとお騒がせな部分がクローズアップされてきた。それでもここまで、3年連続100打点以上(2014~16)をマークするなど、チームを支える主砲としての重責を担ってきたことを評価する。豪快な外見とは裏腹にナイーブな性格も知られるだけに、度重なる苦境に心が折れてしまわないかと心配しているのだ。今後、中田はどのような道を歩めばいいのか。その点についても田中氏はこうアドバイスを送る。

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