炭酸泉はメリットだらけ?!

タグ: , , 2020/9/10

 炭酸泉とは、「炭酸ガスが溶け込んでいるお湯もしくは水」のことです。炭酸ガス=二酸化炭素のことですが、普通思いつくのはビールの泡か入浴剤のバブとかでしょうか。最近、美容分野で炭酸泉が取り上げられることがあるので、少しは知られるようになりましたが、日本には天然の炭酸温泉が少ないので炭酸泉自体があまり知られていません。

 しかし、ヨーロッパでは炭酸泉は療養泉として古くから知られていて、主に心臓病や高血圧症の治療に利用されていて、どうにか人工的に炭酸ガスを多く含んだ水が作れないかという研究はされてきました。発泡入浴剤(バブとか)では炭酸ガス濃度が低すぎて強い効果が期待できません。

 その状況を変えたのが人工炭酸温泉発生器の登場です。当院に導入してあるものがそうですが、この発生器によって作られる炭酸泉の炭酸ガス濃度は1000ppm以上で、十分に炭酸ガス効果が期待できる濃度になっています。この人工炭酸泉発生器の登場で、炭酸泉の効能を発揮できる環境が人工的に作れるようになったわけです。

炭酸泉の全身作用


①循環系への作用
 第一に炭酸泉に入ると皮膚の血流が増加します。これは炭酸ガスの持つ最も特徴的で顕著な「血管拡張作用」によるものです。東洋西洋はもちろん、老若男女、健康・不健康、病気のあるなしを問わず、炭酸泉につかって炭酸ガスが皮膚から浸透した部分は「必ず」、血管が速やかに拡張します。

 この確実な血管循環改善作用は、医療現場のさまざまな場面で応用が始まっています。動脈硬化による下肢末梢血流障害を抱える患者さんは重症になると足の切断を迫られることが少なくありませんが、それを救う成果も報告されています。

 また、血管循環改善作用から、下肢静脈瘤の改善や、むくみやセルライトの改善など静脈やリンパに関係する症状も改善する可能性が大きいとみられます。

②循環調節への作用
炭酸泉を行ったときに起こる、もうひとつのきわめて特徴的なからだの反応は、血圧が下がり、心拍数が少なくなるということです。このことは人工炭酸泉が自由にできるようになって動物実験によって確認されたもので交感神経を通して起こっているのではないかと考えられています。

運動嫌いにも良い?
また、炭酸泉によってHSPが増加すると報告されています。病気で運動ができない人、あるいは時間が無くて運動不足になっている人が人工炭酸泉によって手軽に健康管理ができる可能性があるという意味でも価値があるとされています。

※HSP(ヒートショックプロテイン)…温熱刺激を受けることによって作り出されるたんぱく質で、それが体内の壊れたたんぱく質や組織の修復を助ける。運動によっても盛んに作られるが、適度な運動を習慣化していると体が丈夫になるのはこの修復たんぱく質のおかげかもしれないと考えられている。

温かくなる
冷えた足を温める効果は抜群です。ある神経難病の患者さんは終日車いすで過ごしていますが、足の甲は紫色に近い色になって冷たく、いつも分厚いソックスをはき、電気カーペットなどで保温していました。足の皮膚温度も測定できないほどでしたが、炭酸泉で足湯をすると皮膚は赤くなり、皮膚温も36.2度まで上昇しました。炭酸泉足湯後の保温効果も比較的高く、30分たっても肌の色はピンク色に近かったそうです。

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