若くして発症も?帯状疱疹になりやすい人の特徴と対策3つ

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 背中やおなかなどに、神経に沿ってあらわれるとされる帯状疱疹。50代から70代がなりやすいといわれている一方で、若い世代でもなる可能性があります。(※1)

本記事では、帯状疱疹とはどのような皮膚疾患なのか、なりやすい人の特徴や、3つの対策方法についてご紹介します。

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1.帯状疱疹とは

まず、帯状疱疹について詳しくご紹介します。

1-1.帯状疱疹の症状と進行

帯状疱疹とは、神経に沿って帯状に水疱ができる皮膚疾患です。

水疱ができる2〜3日前に、皮膚がぴりぴりするような痛みまたはかゆみを感じ始め皮膚が赤く腫れ上がり、やがて水疱が出るようになります。水疱は皮膚の腫れが出てから1週間程度経過するとあらわれ、発熱やリンパの腫れ、頭痛といった症状を伴うのが一般的な症状です。水疱は2〜4週間ほどで破れてかさぶたができ、徐々に皮膚状態が正常化していきます。(※2)皮膚が治った後も疼痛や感覚異常が長引くこともあり、これを帯状疱疹後神経痛と呼びます。

1-2.帯状疱疹の原因

帯状疱疹は、水ぼうそう・帯状疱疹ウイルスが原因で起こります。
一度でも水ぼうそうにかかったことがある方は体内の神経にウイルスが潜んでおり、ストレスや疲労、加齢などで免疫が低下してしまうとウイルスが覚醒して、帯状疱疹を発症することがあります。

1-3.帯状疱疹になりやすい人

帯状疱疹は50代から70代が発症しやすい傾向にあります。
とはいえ、帯状疱疹の主な原因は免疫力の低下であるため、若い人であっても年齢に関係なく発症してしまう可能性があります。

1-4.帯状疱疹の治療法について

帯状疱疹になった場合は抗ウイルス薬や痛みを抑える鎮痛薬などを用います。この場合できるだけ早く治療を開始し、症状の緩和、合併症を防ぐことが重要です。痛みを伴う発疹が出た場合はできるだけ早く専門医の元を訪れるようにしましょう。

周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありません。ただ、水ぼうそうにかかったことがない、または予防接種をしていない方には感染する可能性があり、その場合は水ぼうそうとして発症します。とくに妊婦や予防接種前の乳児が水ぼうそうに感染した場合、重症化しやすいため、接触しないよう気をつけなければなりません。

2.帯状疱疹の予防方法

ここからは、帯状疱疹の予防方法を3つご紹介します。

2-1.ワクチンを接種する

現在は50歳以上の方を対象として帯状疱疹ワクチンを打つことが勧められています。発症・重症化予防に大きな効果が期待できるとされています。

ワクチン接種の費用は高めではありますが、50歳以上は助成制度の利用が可能です。助成金額は各自治体で異なるため、問い合わせて確認してみましょう。

2-2.免疫力を高める生活習慣

規則正しい生活リズムや栄養バランスの整った食事、適度な運動、十分な睡眠といった健康的な生活をおくることが、帯状疱疹の予防につながります。また、ストレスのためすぎも免疫力を低下させるため、自分に合ったストレス解消方法を見つけることも大切です。

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