運動をしなくなった未来の人類は醜い?今こそ見直したい「筋肉と健康」の関係

タグ: , 2020/8/12

 新型コロナウイルスの流行に起因する外出自粛で、運動不足を感じている人が6割を超えるとのデータも出ておりますが、それに伴い、健康に対する関心が強くなった方も多いのではないでしょうか?

株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下剛、以下MTG)が全国30歳~59歳男女1800名を対象にした「筋肉と健康に関する意識調査」の結果によると、6割以上の人が筋トレ習慣がなく、体を鍛えることに消極的であることが明らかになっています。近年フィットネスや筋トレへの注目がより高まっていますが、なぜいまだに多くの人が運動習慣を持たないのか。MTGの調査をもとに、ひも解いていきたいと思います。

運動しなくなったヒトの未来の姿





筋トレ習慣がない人は座り時間が長く、インドア派。出来るだけ動きたくない傾向。

まずは、普段から筋トレ習慣がない30代~50代の男女1200名に生活習慣について尋ねたところ、約半数が、「座り仕事が多い」と答え、また、約6割が「インドア派」と回答しており、日ごろから運動機会が減っていることが推察されます。さらに、「仕事でも私生活でもできるだけ動きたくない」と答えた人は4割にものぼり、オン・オフを問わず運動不足が深刻化する傾向にあることがわかりました。今回の新型コロナウイルスの流行に伴うリモートワークの増加はさらにこれに拍車をかけることが予想されそうです。

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「筋トレと健康」 筋トレがなぜ選ばれるのか? https://cocokara-next.com/fitness/do-muscle-training-why-is-selected/

筋トレ習慣がない人はそもそも運動が嫌い。どんなに筋トレブームでも、自分が好きなことを優先したい。

次に、運動やスポーツが好きかどうかという質問に対する回答が下図ですが、これを見ると、スポーツがあまり好きではない、嫌いと答えた人は7割近くなっており、筋トレ習慣がない人はそもそも運動が好きではない人が多いようです。

さらに、半数以上の人が、筋トレをする時間があるならもっと好きなことをしたいと答えており、普段の生活の中で、トレーニングの重要度が低くなっていることが見て取れます。

筋トレ習慣がない人ほど健康意識も低い?体に不調がない限りライフスタイルを変えたくない。

では、筋トレ習慣がある人とない人では、健康意識にどのような違いがあるのでしょうか?MTGの調査によると「普段から自身の健康に気をつかっている(とても気を使っている+やや気を使っている)」と答えた人は半数以下で、筋トレ習慣がある人(87.2%)よりも極端に低いことが明らかになりました。

さらに、加齢によって筋肉量が減ることについての認知度にも筋トレ習慣の有無により大きな開きが見られました。

運動不足による筋肉の減少と癌、脳卒中、心臓病などの疾患との関係については近年明らかになっていますが、これについても筋トレ習慣がない人の認知は低い結果となっています。年代別で見ると、30代が約3割、40代と50代でも約2割の人が、年齢的にもまだ心配するには早いと考えているようです。

将来歩けなくなる?筋トレ習慣がない人ほど、筋肉が急激に減少


しかし、そんな人たちも下の図を見ると安心はしていられないかもしれません。個人差はありますが、人間は30歳前後から徐々に筋肉量が減っていきます。一般的にはほとんど運動をしなければ、1年に1%ぐらい全身の筋肉がなくなります。

そして何も対策をしていなけれは、60代では20代のころと比べて身体機能が40%も衰えるという研究結果もあります。

さらに、1日のうち、座っている時間が長ければ長いほど心血管疾患など病気になるリスクが高くなります。

まだ自分は大丈夫と思っている30代~50代の方は要注意と言えそうです。

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