知っておきたい!妊娠と肥満の関係

タグ: , , 2021/8/6

 女性の体はとってもデリケート。特に、妊活中や、妊娠中、出産後の体にとって、肥満はさまざまなリスクや弊害をもたらします。そこで今回は、産婦人科医の丸田佳奈先生が、妊娠を希望する女性に向けて、妊娠と肥満の関係をレクチャーします。

妊娠と肥満に関するお話は、実はすべての女性に知っておいていただきたいテーマ。妊娠・出産なんてまだまだ先の話と、肥満を放置していると、いざ出産したいと思ったときに様々な不都合が生じることがあるのです。未来の可能性を狭めないためにも、肥満は早めに解消しておきましょう。

妊活中の疑問


Q.肥満だと妊娠しにくいというのは本当ですか?
本当です。肥満がある方は生理不順だったり、生理はあっても無排卵だったりすることが多いため、妊娠しにくいんです。ですから妊活中の方で肥満がある方には、まず痩せてくださいという指導をします。

肥満だと妊娠しにくくなる理由はいくつかありますが、その一つにレプチンというホルモンがあります。レプチンは脂肪細胞から分泌されているのですが、肥満だとレプチンが過剰に分泌されて、卵胞の発育を抑制し、生殖機能を低下させます。

Q.妊娠に最適な体重とは?
瘦せすぎも厳禁です。もっとも妊娠しやすいBMI(体重と身長の関係から計算する肥満度指数)は22といわれていて、BMIが22の時を底に、それよりも低くなっても、高くなっても不妊率は高まっていきます。

また、BMIだけではなく体脂肪率にも注意が必要です。体脂肪率が22%以下になると月経不順、月経異常がおこりやすくなり、17%以下では無月経になりやすいことが知られています。アスリートのようにBMIは標準でも体脂肪率が極端に低い方は無月経であることが多く、妊娠しにくいです。

逆に体脂肪が多すぎることもよくありません。30%以上では妊娠率は低下していきます。妊娠のためには、BMIと体脂肪率あわせて適正値を保つように心がけましょう。





Q.妊活中のダイエットの注意点を教えてください。
女性ホルモンは脂質を材料としており、急激なダイエットをすると生理不順や無月経につながります。食事は脂質も糖質も適度に取って、健康的に痩せることを心がけてください。肥満の方は食べすぎの傾向があるので、まずは食事量を見直すことから始めてみましょう。

高齢で肥満がある方がすぐにでも赤ちゃんが欲しいという場合は、ダイエットと並行して不妊治療を行うことがあります。その場合の摂取カロリーなどは、医師の指示を仰いでください。

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「脂質異常症」という症状をご存知ですか? https://cocokara-next.com/fitness/need-to-do-to-lower-fat/

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