生活習慣病を予防する食事法5選

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[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]

 日本人の平均寿命は年々延びていますが、その一方で、脳卒中や、心筋梗塞などの虚血性心疾患といった循環器病をはじめ、生活習慣病と呼ばれる疾患の割合が増えています。

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健康寿命も伸ばすためには、高血圧や糖尿病、心臓病、脳卒中などの生活習慣病にならないことが一番の条件です。

予防には、日ごろから規則正しい食生活と適度な運動と休養を心掛け、喫煙や飲酒などに注意し、良い生活を習慣付けて肥満など様々な生活習慣病の予防をすることが大切です。

生活習慣病は、「日々の生活習慣の乱れを第1段階として、半身の麻痺などの日常生活に支障が出る第5段階まで、段階的に進行していく」とされていることをご存知でしたか?

生活習慣病の進行の5段階

第1段階:不適切な食生活、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレス
第2段階:肥満、高血圧、脂質異常、高血糖
第3段階:肥満症(特に内臓脂肪型肥満)、高血圧症、脂質異常症、糖尿病
第4段階:虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)、脳卒中(脳出血・脳梗塞等)、糖尿病の合併症
第5段階:半身の麻痺、日常生活における支障、認知症

出典:「厚生労働省における 生活習慣病対策について」

そこで今日は生活習慣病の予防法のなかでも、すぐに始められる「食事法」について考えてみましょう。

1. 動物性脂肪に注意
動物性脂肪の多い食べ物をとりすぎると、血液中のコレステロール値が増え、脂質異常症のリスクがあります。

脂質異常症は動脈硬化につながるといわれています。

洋菓子に使われている動物性脂肪にも気をつけましょう。

2.コレステロールの高い食品に注意
コレステロールの高い食品も、コレステロール値が増え、脂質異常症のリスクが高まります。

コレステロールの高い食品:肉の脂身やレバー、卵黄、うなぎ、干し魚、バター、いくら、すじこ、たらこなどの魚卵、いか、えび、貝など

3. 糖分・アルコールをとりすぎない
中性脂肪の値を上げないためには、糖分とアルコールをとりすぎないようにすることが大切。

糖分のとりすぎは肥満や糖尿病にもつながります。

アルコールは、飲み過ぎると、代謝を担う肝臓に負担がかかり、アルコール性肝疾患につながります。

肥満症、高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管疾患のリスクもあるといわれています。

糖分は甘いものを食べなくても、缶コーヒーや清涼飲料水などにも多くの糖分が含まれています。

よく飲む人は注意しましょう。

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