夏バテは胃袋から ホークス・武田翔太

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夏バテ対策 胃袋を疲れさせない方法とは?

武田翔太さん

暦は9月を迎えたが、まだまだ暑い日が続く。この季節を乗り切るために絶対に避けたいのが夏バテ。特にアスリートにとっては致命的になりかねない。ソフトバンク・武田翔太投手も、かつては夏バテに悩まされ続けていたという。

武田: もともと、夏バテが毎年ひどかったんですよ。入団したての頃とか、夏になると体重がガクンと減っていました。食事量が落ちていたんですよね。食べられなくなる。

走ることがトレーニング以上に好きなので。あれだけ走って、飯を食えなくなったら、どんどん削られるだけじゃないですか。

― 夏バテ解消へ、どのように取り組んでいったのですか?

武田: 夏バテは、基本的には胃袋からくるんです。胃袋を疲れさせなければいい。食事の中に一つ、胃袋の調子を整えるものを入れるだけ。それで疲れにくくなるので。オクラとかトロロとか粘り気が強いものがいいですね。

1年を通じての体重の変動の仕方が大きく変わりましたね。それまではオフからシーズン入って、夏の手前までは一定で。そこからシーズン終わりにかけて減っていった。それでシーズンオフにまた少し増えてという感じで。

今は基本的に真っすぐ。真っすぐいって、夏場になったら上がって。シーズン終わったらまたちょっと下がって元に戻るような感じです。

― なるほど。体が資本のアスリートにとって、体重管理や維持は生命線ですしね。夏バテ防止メニューに、具体的なアドバイスをいただけますか?

武田: 例えばサラダにオクラを入れるとか。そうやって胃腸を意識した食材を一品加えてやるだけで大丈夫だと思います。野球選手にとって体重維持はとても大事なことなので。
ダイエットというか、単純に体重減だけ考えるのなら、夏バテしていた方が簡単なのかもしれないですけどね。でもそれではパフォーマンスは絶対に落ちるし。管理するにしても、より健康的に進めてあげた方が絶対にいいと思います。

8月28日(月)発売の「CoCoKARAnext Vol.2」では、武田翔太選手の連載「コンディショニング・ライフ」が掲載されています。夏バテ対策、体重維持方法、最近勉強していて気付いた事等について、是非誌面でご覧ください!

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

武田翔太(たけだ・しょうた)さん

1993年4月3日、宮崎県宮崎市出身。
宮崎日大高校出身。
2011年のドラフトで福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けて入団。
1年目から1軍の先発ローテーション入り。高卒ルーキーの初登板初勝利という2年ぶり17人目の快挙を成し遂げるも、2013年と2014年は疲労や右肩の違和感で2軍降格、この時の経験から栄養学やスポーツ科学を研究。
年間3600kmのジョギング、栄養知識に基づいた自炊などに取り組む。2015年は13勝、2016年は14勝とチームの柱となり、2017年WBCにも出場。

公式ホームページ https://shotatakeda.com

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