低血圧による冷え性に鍼灸が効果的?

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[記事提供:温春健心|健心鍼灸治療院(https://kanamati-shinkyu-seitai.com)]

 今日は低血圧による冷え症です。

はじめに

 一般的に、「高血圧」はさまざまな病気を招く原因として危険視され、治療や予防に積極的に取り組まれています。一方、「低血圧」はというと、これといった治療がありません。重篤な病気を招くわけでもありませんが、低血圧によって、冷え性、体がだるく、倦怠感が取れない、気力がわかない、食が細く十分な栄養が摂取できないなど、日常生活をおくる上では、それなりの悪影響があるのも事実です。

「体質だから仕方ない」あきらめないで、少しずつ体質を変えていけば、不快な症状も軽減することが出来るのです。低血圧をきちんと理解して、冷え性を改善していきましょう。

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低血圧の種類


本態性低血圧

本態性低血圧とは、原因がはっきりしない低血圧のことを言います。

低血圧の8割程度を占めると言われています。身内に低血圧の人がいるなど、遺伝による影響も大きいとされています。本態性低血圧が女性に多い理由の一つとして、女性ホルモンの影響があると考えられています。女性ホルモンは血管を拡張する作用があります。女性ホルモンにより血管が拡張することにより末梢血管抵抗が低下し血圧を下げます。

体格的特徴として筋肉量が少なく痩せている、青白い、疲れやすい、冷え性、内臓下垂があるなどがあります。

主な症状はめまい、立ちくらみ、頭痛、肩こり、倦怠感、息切れ、動悸、寝付きが悪い、朝起きられない、手足の冷えなどです。

二次性低血圧(症候性低血圧)

二次性低血圧とは、病気や薬剤が原因となり起こる低血圧のことを言います。

症状は本態性とあまり変わりません。以下の病気によって低血圧になることがあります。

心筋梗塞、心室細動や心室頻拍などの重症な不整脈、狭心症、甲状腺機能低下症(橋本病)、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、低血糖症、低ナトリウム血症、出血、脱水、がんや消化器潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)などに伴う栄養障害、貧血。

薬の副作用として低血圧が現れることもあるため、起こりやすい薬を使用している人は注意が必要です。

比較的低血圧が起こりやすい薬は降圧剤、利尿剤、強心剤、抗うつ剤、睡眠薬などです。

起立性低血圧

起立性低血圧とは、横になった状態や座った状態から立ち上がったときに急激な血圧低下が起こることによって、立ちくらみ、めまい、失神や血が引いていくような感覚が出るものを言います。収縮期血圧が20mmHg以上、拡張期血圧が10mmHg以上低下します。この血圧低下は一過性のものですが、普段の血圧が正常範囲内の人にも起こります。自律神経の調節機能が乱れている子供、高齢者、若い女性に多い傾向にあります。

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