低血圧による冷え性に鍼灸が効果的?

タグ: , , , 2020/2/15

対処法

二次性低血圧はまずは、しっかりと原病を治すことが優先です。

本態性低血圧や起立性低血圧の場合で不快な自覚症状がある場合、生活習慣の改善が主な治療となります。

また二次性低血圧の中でも生活習慣の改善で原病の改善がみられるものもあります。

食事

適量のナトリウム(塩分)を摂取し、カリウムの過剰摂取を控える。

体内においてナトリウムは血圧を上げる働きがあり、反対にカリウムは血圧を下げる働きをします。

したがって、低血圧の人は一定量のナトリウムを摂るようにし、カリウムの過剰摂取は控えるようにしましょう。ナトリウムはほぼすべての食品に含まれますが、しょっぱいものに多く含まれていますので、塩分を多めに取りましょう。

カリウムは野菜、果物などに多い傾向にあります。

またタンパク質は血液などを作り出すためには欠かせない栄養素のため、肉、魚、豆類などを積極的に摂りましょう。

冷たいものを避けて、温かい食事を心がけましょう。

野菜も生のサラダではなく火を通して食べるのがよいでしょう。

刺し身も体を冷やしますので、煮魚、焼き魚にして食べることをオススメします。

コーヒーや紅茶といったカフェインも交感神経を刺激して血圧が上がりますので、朝コップ1杯飲むことをオススメします。水分もなるべく常温かお湯を飲むことをオススメします。

運動

ウォーキングや自転車(エアロバイク)などの有酸素運動を30分程度行いましょう。

下肢を中心にして全身の血流がアップします。

慣れてくるまでは自分が心地良いと感じる時間・強度で実施しましょう。

ヨガやストレッチで筋肉を伸ばすことで、血流を促進させます。

筋肉を伸ばすことでじんわりと体が温かくなってきますので、リラックス効果が高まります。

そのことにより自律神経の乱れの調整にもつながります。

鍼灸と漢方との併用

鍼灸では低血圧の方への施術も対応しています。体質の改善は鍼灸の得意とする分野です。

鍼灸は施術直後から効果を実感できることもあり、繰り返し受けることで治療効果がどんどん高まっていきます。

しかし毎日施術を受けられる患者さんはそれほど多くは無く、1-2週間に1度という頻度になることが多いです。

そのため、治療を受けていない残りの時間の間に、生活習慣の乱れなどによってどうしても体の歪みが元の状態に少し引き戻されてしまいがちです。

一方で、漢方での体質改善は、飲んですぐに効くといった効果のあらわれかたはしないことが多いです。

しかし、毎日続けて飲むことで、じわじわと効果が積み重なっていき、治療の成果が高まっていきます。

当院では、漢方の薬剤師さんと連携しているため鍼灸と漢方の相乗効果で低血圧にアプローチしていくことが可能です。

[記事提供:温春健心|健心鍼灸治療院(https://kanamati-shinkyu-seitai.com)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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