活性酸素は悪者ではない!?身体の酸化を正しく理解!

タグ: , 2020/1/10

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 私たちは酸素なしでは生きられません。それは人に限らず、動物も植物も同じことが言えます。全ての生き物にとって大切な「酸素」ですが、体内でエネルギーとして活躍してくれる代わりに、活性酸素を生み出しています。

アンチエイジングという言葉が流行り、身体の老化、すなわち活性酸素による身体の酸化が注目されるようになりましたが、実際に理解できている人がどれくらいいるでしょう?

「なんとなく良くない事」程度には理解している人が多いですが、一度しっかりと身体の酸化について理解を深めてみましょう。

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身体がさびるってどういう事?


 アンチエイジングについて調べると、「身体がさびる」というキーワードをよく目にします。では。身体がさびるとはどのような状態なのでしょう。これは酸化ストレスと言い、体内に活性酸素が溜まった状態の事を指します。

空気中から取り込んだ酸素は、体内で生命活動を維持するために使われます。その時に反応性の高い活性酸素に変化するのですが、この活性酸素が体内で過剰に作られて処理しきれなくなった状態を酸化ストレス=身体がさびると言います。

活性酸素は悪者ではない!
アンチエイジングを意識している人なら活性酸素は知っていますよね。テレビの健康番組でもよく取り上げられますが、いつも老化を進める悪役として紹介されています。しかし、実際は身体にとってなくてはならないものでもあるのです。

活性酸素の役割には「免疫機能の手助け」や、「感染予防」と言った重要な働きがあります。さらに、細胞間のシグナル伝達や排卵、受精、細胞の分化などの生理活性物質としての役割もあり、人間になくてはならないものなのです。

体内に侵入した細菌は、免疫機能の主役である白血球が取り込んでやっつけます。実はこの時に大量の酸素を消費し活性酸素を生み出します。そして活性酸素の持つ強い毒性で細菌をやっつけているのです。

人の身体を構成する分子は、中央に位置する原子の周りを電子が取り囲むようにして分子としてのバランスを保っていますが、活性酸素とは、この電子が一部欠落し、バランスを崩した状態なのです。いわば不安定な分子なので、体内で暴れまわり他の分子から電子を奪ってしまうのですが、人の身体はそんな活性酸素の特性を免疫として利用しているのです。ここまでで、活性酸素は単なる悪者ではないという事がご理解いただけたでしょうか。

活性酸素が引き起こす身体の問題とは
ではどうしてテレビでは活性酸素が身体にとって毒のように紹介されているのでしょうか。それは、活性酸素が体内で増えすぎた時に問題が起こるからです。

活性酸素には毒性があり、常に体の中で生み出されていますが、人の身体には抗酸化防御機構という、活性酸素から自分の身体を守るためのシステムが備わっています。

抗酸化防御機構は活性酸素の酸性を抑制し、ダメージの修復、再生を促す力があるのですが、活性酸素の酸性が過剰になり、抗酸化防御機構が追い付かなくなると、身体の中でドンドン活性酸素が溜まっていきます。

これを「酸化ストレス」と言い、一般的に活性酸素が悪者とされてしまう原因なのです。

酸化ストレスの状態になると、身体の中で活性酸素が悪さをするので、シミ・しわなどの老化現象、癌や生活習慣病の発症リスク、免疫力の低下など、身体が受ける影響は多岐にわたり、そのほぼ全てが喜ばしくないものです。

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