足首を挫いたら!足関節捻挫の対処法とは

タグ: , , 2020/4/14

痛みが強い時は骨折と捻挫の鑑別が大事

捻挫は関節の怪我ですが、ひどい場合靭帯が切れるだけでは済まず、周りの骨が折れてしまうこともあります。そうなるともう捻挫ではなく骨折です。添え木などを使いより強い固定が必要になりますし、もし折れた骨がズレていたら整復し元の位置に骨を戻さなければなりません。

つまり、捻挫をした場合、骨折していないかの確認が大切になります。

正確な確認は素人では難しいですが、簡単な確認方法を紹介します。

介達痛があるか
捻挫と骨折で違うのは「介達痛」があるかないかです。

介達痛とは、患部とは離れたところに振動を与え、その振動が患部に伝わり痛みを引き起こす事です。

骨折の場合、折れた骨と同じ骨を少し離れたところから叩くと患部に伝わり痛みがありますが、捻挫の場合はこの介達痛がありません。

足首の捻挫で骨折を伴う場合、多いのはすねにある脛骨の骨折か、足の甲にある中足骨の骨折です。これを確認するためには、まずすねを軽く叩いてみましょう。「弁慶の泣き所」を軽く叩いて足首に痛みがあれば脛骨の骨折が疑われます。

次に、足の指を長軸方向に押してみましょう。足の指を持ち、足の甲に向けて押し当てるようなイメージです。これで痛ければ中足骨の骨折が疑われます。

ついでに踵を足裏から叩いてあげて介達痛があれば、コレもどこかで骨が欠けている可能性があります。

介達痛の確認は、骨折の有無を診るテスト法ですが、100%ではありません。特に重度の捻挫をした急性期では、骨に以上がなくても介達痛があることもあります。

整骨院や整形外科を受診しましょう
「介達痛がよく分からない」、「固定が出来ない」という場合はもちろん、そうでなくても、捻挫をした場合は整骨院や整形外科を受信することをおすすめします。やはり怪我は怪我のプロに処置してもらうのが一番ですからね。

骨折が不安なら整形外科へ行きましょう。整形外科ではレントゲン検査が受けられます。骨折の最も正確な診断方法はレントゲンによる画像検査なので、レントゲン検査を受けて以上がなければ安心できます。

まとめ

生まれてから一度も怪我をしたことがない人は、おそらくいないでしょう。大きな怪我はなくとも擦り傷や切り傷など小さな怪我は誰もが経験あると思います。同じように捻挫や打撲といった運動器疾患も、経験のない人はいないのではないでしょうか。

年齢や性別を問わず、そしてどんなに気をつけていても防ぎきれないのが捻挫です。

まずは冷却と安静で少しでも早く治るように処置をすること。そして骨折がないか確認し、不安ならプロに見てもらうこと。実はここまでの作業はとても簡単なのです。しかし知らないと損をします。

足首を挫いた時は、正しい処置で切り抜けて下さい。





[記事提供:国内最大級の婚活パーティー・お見合い・街コン情報サイトParties(パーティーズ)(https://parties.jp/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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