【シェフインタビュー】AKARIシェフ 東京で出張シェフを始めてから3年。”Iターン”先の京都で新たなチャレンジ

タグ: , 2023/6/2

[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]

 外出自粛やリモートワークの普及により生活の中心が家庭へと移り、自炊の機会が一気に増えるなど、消費者の生活は一変しました。

コロナ禍で飲食業界の雇用不安が広がる中、店舗に頼らないニューノーマルな働き方として「出張シェフ」が注目されています。

出張シェフサービスを運営する「シェアダイン」では、コロナ禍の影響が出る以前の2019年と比較すると、飲食店出身のシェフの登録が急増しています。

コロナ禍をきっかけに出張シェフの活動を始めたシェフの中には、レストラン勤務の頃と比較して年収が2倍になったシェフや、年収1,000万円を目標とするシェフが出てきました。

今回は、「AKARIシェフ」に出張シェフのリアルな話をお伺いしました。

AKARIシェフ

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出張シェフを続けられながら、東京から京都に移住されたそうですね

はい、京都には2022年12月末に引っ越してきました。出身は群馬県で、国際系の短大に進学してから7年東京に住みましたが、25年間も関東に住んだので、次は関西にも住んでみようと考え移住を決めました。

もともと京都には旅行で3、4回来たことがあり、街並みも好きだったので住んでみたいと思っていました。シェアダインのシェフとしてお仕事を続けられるし、引っ越しも好きなので、新天地を開拓しようと頑張っています。ゼロからのリスタート、といった感じです。

京都は自然もありつつ、昔ながらの長屋など日本家屋風の建築がたくさん残っているところが好きです。そういった町なみを見ながら出張に行くだけでも、楽しいですね。京都に来たばかりの頃は、少しびくびくしていましたが、実際出張料理でご家庭に伺うと、お客様は優しい方ばかりです。

東京ではどのようなキャリアを積まれたのですか?

短大卒業後にホテルに就職し、2年弱フロント業務に就きました。東京で一人暮らしを始めてから自分で料理をするようになり、料理にすごくこだわるようになったんです。シェアダインはホテルに勤めているときに、副業がてら登録していました。

2020年の1月にホテルを退職してから、アルバイトでもいいから飲食業の経験を積んでおいた方がよいと考え、飲食店のキッチンで働きました。それと並行して週に数回シェアダインの出張シェフの仕事もしていました。それから1年くらい経つと、キッチンのアルバイトと出張シェフの割合が半々くらいになり、京都に来る前には出張シェフがメインとなっていました。

料理の道を選んだのは、ホテル業務より料理の方が楽しかったからです。当時は料理教室にも通って、基礎的な料理を学びつつ、家庭料理全般が作れるようになりました。

シェアダインの出張シェフはどうやって知ったのでしょうか

ネット検索で「フリーランス 料理人」「フリーランス 飲食」といったワードで調べたら、シェアダインが出てきました。私はもともと自分の好奇心にしたがい、やりたいと思ったらすぐ動くタイプなので、すぐに応募しました。

はじめはシェアダインの本社で説明を受けて、衛生管理などの講習を受けてから、実際にキッチンで料理を作るテストを受けました、その後は、先輩シェフの出張に付いていき、実際の仕事の流れを見させて頂きました。料理経験が浅い方は、出張シェフの具体的な感覚がつかめるので、1回でも先輩シェフに付いて行った方がいいと思います。

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