【シェフインタビュー】Mikiシェフ 出張シェフを始めて変わったものの見方 お客様に寄りそう料理とコミュニケーションを

タグ: , 2024/1/22

[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]

 外出自粛やリモートワークの普及により生活の中心が家庭へと移り、自炊の機会が一気に増えるなど、消費者の生活は一変しました。

コロナ禍で飲食業界の雇用不安が広がる中、店舗に頼らないニューノーマルな働き方として「出張シェフ」が注目されています。

出張シェフサービスを運営する「シェアダイン」では、コロナ禍の影響が出る以前の2019年と比較すると、飲食店出身のシェフの登録が急増しています。

コロナ禍をきっかけに出張シェフの活動を始めたシェフの中には、レストラン勤務の頃と比較して年収が2倍になったシェフや、年収1,000万円を目標とするシェフが出てきました。

今回は、「Mikiシェフ」に出張シェフのリアルな話をお伺いしました。

Mikiシェフ

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イタリアンのキャリアが一番長かったそうですね

カフェや居酒屋など、さまざまなジャンルの飲食業を経験した後に、2022年の10月までイタリアンレストランに約11年間勤めました。その間、結婚と出産を経て、産休も取らせて頂きました。子供が生まれてからは、時短勤務で働かせて頂き、お店には本当によくして頂いたと思っています。

ただ、レストランはディナーがメインとなるため、時短勤務で夕方までしか働けず、本格的なシェフの仕事ができない、というジレンマもありました。そこで、出張シェフというお仕事があるのを知ってシェアダインに登録し、お店を退職してから本格的に活動を始めました。

シェアダインの出張シェフに応募したきっかけについて教えてください

出張シェフを始めたのは、お客様の反応を直接知ってみたいということが動機でした。それまではキッチンで仕事をしていたので、お客様が食べ終えたお皿を見たり、ホールスタッフからお客様の様子を聞いたりする程度でした。シェアダインでお仕事を始めてからは、お客様の感想をじかに聞くことができて、それがやり甲斐につながると感じています。

実は、家事代行からお仕事を探していったのですが、シェアダインについては、自分の想いをこめて料理をつくり、それに見合った報酬を頂けるのではないかという期待感がありました。それからシェアダインのホームページのデザインも、自分好みでしたね。

実際にお仕事をされて、いかがですか

今は週3日、1日2件程度の頻度で出張シェフのお仕事を入れています。それとは別に週2日は違う仕事をしています。飲食店に勤めいた頃はキッチンにこもりっぱなしで、お客様と会話することは、ほとんどありませんでした。出張シェフになってから、人と話すことや、よそのお宅にお邪魔することは緊張しましたが今では会話も楽しみながら出来ています。

私は幼児食専門とうたっている訳ではありませんが、小さいお子さんがいらっしゃるお客様が多いですね。アピールポイントとしては、お客様のご要望に合わせてお客様が望まれる食事をご提供できるところです。例えばお好みの味付けにさせていただいたり、オーガニック野菜にこだわられている方でしたら、皮まで使って調理したりしています。

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