「クーラー冷え性」を改善しましょう

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[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]

 毎年夏に近くなると身体の不調を感じやすい、という方は少なくないものです。

食欲の低下、なんとなく毎日だるい・・・あなたはそう感じていませんか?

夏の時期の不調と言うとどうしても「夏バテ」をイメージしてしまいがちですが、実は夏の不調の原因はクーラーなどの効き過ぎによる「冷え性」かもしれません。

夏場はオフィスや自宅をはじめ、いろいろな場所でクーラーが効いています。

適切な温度なら夏バテや熱中症予防に効果的ですが、あまりにも温度が下がりすぎてしまうと身体が冷えて、冬と同じ冷え性の状態になってしまうことも。

「最近指先が冷えるなあ」「仕事中足が冷たくて困る」「お腹が冷えてトイレの回数が増えた」

こんな症状があるなら、クーラー冷え性を疑ってみてもいいかもしれません。

【関連記事】「夏バテしたらスタミナつけるは間違い!?」医師が教える本当に有効な「夏バテ」対策とは

クーラー冷え性を改善しましょう

まずはクーラーの効きすぎを防ぎましょう。

冷房の適温は外気より5℃ほど低めで、27℃~28℃が良い、とされています。筋肉量や皮下脂肪の量によって体感温度が変わるため、同じ温度の部屋にいても暑いと感じる人がいたり、寒いと感じる人がいたり様々です。一人の部屋なら自分が暑い、寒いと感じない温度に室温を調整したり、送風や除湿を使って快適に過ごせるように工夫しましょう。オフィスなどでは暑さ・寒さを我慢しすぎず、卓上扇風機を使う、上着を羽織るなど工夫し、自分にとっての快適な状況を作るように心がけましょう。

・目覚めのストレッチを行いましょう。
朝起きた瞬間は身体が固くなっているので、布団の中で少しだけ身体を動かすことで筋肉がほぐれ、冷えにくくなります。

まず、無理のない範囲でゆっくりと3回伸びをしましょう。手足をしっかりと伸ばすことを意識して、大の字になって伸びをします。伸びが終わったら片脚を曲げて、お尻の下に入れるようにして太ももを伸ばします。左右両方とも伸ばしたら、ゆっくりと起き上がってあぐらをかくように左右の足の裏をぺたっとくっつけて座ります。そこから上半身を少しだけ、無理のない範囲で前に倒していきましょう。

ストレッチは「ちょっと痛いかな」ぐらいの強度を保つのがポイントです。あくまでも無理のない範囲で行うようにしましょう。





・下半身の筋肉を鍛えましょう
身体の中で、一番大きな筋肉があるのが下半身。筋肉に刺激を与えて冷え性を予防するためには、下半身の筋肉を重点的に鍛えるのが効率的でおすすめです。

特に日頃デスクワークが多い方の場合、下半身のむくみなどを感じやすいという方も少なくないはず。これは下半身の血液循環が良くない状態になることで生じるので、足の冷えなどとも深いかかわりがあります。下半身を意識的に動かすことで、足のむくみや冷えの改善にもつながります。

気軽に始められて効果的なのは、のぼり階段を意識的に使うこと。通勤時間やちょっとした移動時間にエスカレーターやエレベーターを使わず、階段を使うだけで下半身の筋肉を鍛えることができます。

・夏こそ湯船に浸かりましょう
クーラーによる冷え性を防ぐためには、生活習慣の改善も重要。まず身体を冷やさないように心がけましょう。夏のお風呂はついついシャワーでさっと済ましてしまいがちですが、週に1回ぐらいは湯船に浸かって身体を温めるようにします。

気温が高い日などはのぼせてしまいやすいので、ぬるめのお湯で半身浴がおすすめ。じっくりと身体を温めて、冷えに負けない身体を作りましょう。

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