クリケット 日本はW杯に出場できない高い壁。世界強豪国は投手がワンバウンドで140キロを超える豪速球も

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Photo by Nobumichi KOMORI

 クリケットの大きな世界大会は1日間で試合が7時間程度の「ワールドカップ」と試合が3時間前後の「ワールド・トゥエンティ20」。日本は両大会に出場経験はなく、過去の大会はすべて予選で敗退している。世界の強豪国はワールドカップで最多優勝5回を誇るオーストラリアを筆頭にニュージーランド、インド、パキスタン、南アフリカ、イングランドも強豪国だ。世界第2位の競技人口を誇るスポーツで15年のワールドカップ第1戦でインドがパキスタンと激突した試合は両国で大盛り上がり。インド国内では試合の数時間前からすべてのテレビ局がパキスタン戦の特番を組み、試合中もアクセスが集中してネットが途切れて中継が中止になるほどの熱気ぶりだった。

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 日本ではまだまだマイナースポーツだ。日本クリケット協会によると、競技人口は最新の16年で2630人。プロリーグはなく、日本代表の半分以上が大学生と若いメンバーだ。打者のパワーも見劣りするため力負けの試合が目立つ。野球から東京工科大時代にクリケットに転身し、国内屈指の強打者で日本代表主将の小林正臣ら好選手もいるが、昨年2月のワールドカップ東アジア太平洋予選で参加6チーム中最下位。投手は肘を曲げないオーバーハンド投法がオーストラリアなど世界のトップレベルは肘を伸ばして投げなければいけないオーバーハンド投法からワンバウンドで140キロを超える豪速球を投げるが、日本代表の投手は最速120キロに満たない。攻守でさらなるレベルアップが求められる。

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〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕

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