ロボットが審判?MLBが米独立リーグと業務提携で今後実験

タグ: , 2019/4/21

 メジャーリーグは今年2月に、米独立リーグのアトランティック・リーグと業務提携を結んだ。目的はロボット審判導入などのさまざまな新ルール作成へ向けた実験を、独立リーグの場で行うためだ。

 これまでは3Aや2Aなどのマイナーリーグで実験を行うのが通例だった。現在、試合時間短縮のためメジャーリーグに導入を目指している投球間隔を制限するピッチクロックも、2015年からマイナーリーグで試験導入されている。


 新たに独立リーグに実験の場を広げたのは、今後計画されている変更点が壮大な規模に及ぶからである。

 中でもロボット審判は、野球の質そのものを大きく変えてしまう挑戦となるだろう。テクノロジー進化に伴い、ストライク、ボールをロボットに診断させるというのだ。

 当初は4月25日のアトランティック・リーグ開幕と同時に、ロボット審判が導入される予定だった。だが、同リーグはその延期を発表。「今季中、いずれかの段階で」と導入時期には触れないまま、2019年シーズン中にテストする可能性は残しているという。

 ロボット審判の現システムは、日本でも導入している球場、球団が増えてきている計測システム「トラックマン」を用いる。トラックマンで投球のストライク、ボールを判定。その結果が、球審へ無線を通じて伝達され、コールするという。いきなり球審が無人化されるわけではない。

 またバッテリー間の距離を広げる、という実験は2020年シーズン以降へと見送られた。野球のバッテリー間といえば18・44m(60フィート6インチ)というのが不変的だった。その不可侵ともいうべき聖域にメスを入れ、2フィート(約61cm)広げることを、メジャーリーグは試験しようとしている。

・合わせて読みたい→
NPBでも「現役ドラフト」!?「他球団なら出番があるのに」と言う選手の活路に MLBの「ルール5ドラフト」とは?(https://cocokara-next.com/motivation/npb-rule-5-draft/)

「ライフスタイル」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム

人気タグ一覧