日本では考えられない!挨拶で相手に唾を吐く国とは

タグ: 2018/8/1


 世界には日本のようにお辞儀をしたり、欧米の国のようにハグをしたり色々な挨拶の形がある。衝撃的なのはケニアの人口の22%にあたる最大民族キユク族が行う「相手に唾をかける」挨拶だ。キユク族はケニアだけでなく東アフリカに約500万人が居住しているという。

 キクユ族の挨拶は相手の手に唾をかける。アジアや欧米では相手を侮辱するジェスチャーとして認識されているので到底考えられないが、キユク族は違う。唾には悪いものから守り、「良いことが訪れますように」という願いが込められているという。唾は相手に敬意を示した「魔よけ」に当たるのだ。

 ちなみに、キクユ族は大半がキリスト教で伝統的に一夫多妻制だという。著名人ではケニアのジョモ・ケニヤッタ初代大統領、ムワイ・キバキ3代目大統領のほか、女性環境保護活動家で04年にアフリカ人女性で史上初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイもキユク族。日本と縁が深いマラソン選手も。08年の北京五輪男子マラソン金メダリストのサムエル・ワンジルは仙台育英に留学し、社会人トヨタ自動車九州でも活躍。来日1年で日本語の日常会話を流ちょうに話せるようになり、歌手・松浦亜弥のファンだった。

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 また、社会人コニカ(現コニカミノルタ)に所属していた00年シドニー五輪男子マラソン銀メダリストのエリック・ワイナイナ、女子マラソンの世界記録保持者で親日家でも有名なキャサリン・ヌデレバもキユク族だ。

 ケニアに旅行した際はキユク族と挨拶する際に手に唾をかけられるかもしれないが、歓迎の意と受け止めて快く応じれば相手も喜ぶだろう。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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