辛い頭痛をスッキリ解決するためにおすすめの方法

タグ: , 2024/3/24

タイプ別・頭痛のケア法

1.ドロドロ血で血流が悪い

「瘀血(おけつ)」タイプ
刺すような頭痛、拍動性(ズキンズキンする)の頭痛、頭が重い、顔色が暗い、手足がしびれやすい、舌の色が暗い

【生活習慣を見直して、血流をスムーズに】
瘀血タイプの頭痛は、「気」「血」の流れが悪くなることが主な原因。食事の不摂生や、冷え、過労でドロドロ血になったり、それによって血行が悪くなったりすると頭痛が起こりやすくなります。また、こうした頭痛は、高血圧や糖尿病など慢性病を患っている人にも多い症状です。

また瘀血(おけつ)タイプの頭痛は繰り返しやすく、なかなか治りにくいのが特徴です。
バランスの良い食事や質の良い睡眠など、日頃の生活から血流をサラサラ、スムーズにする習慣を身につけましょう!

「摂り入れたい食材」
瘀血(おけつ)の原因となっている血に溜まった汚れを取り除き、サラサラ血になる食事を。
→ サンザシ、わかめ、昆布、クラゲ、ひじき、かつお節、蕎麦、小豆、荷葉(ハスの葉) など

2.「気」が滞る

「ストレス」タイプ
ストレスを受けると頭痛がする、偏頭痛・肩凝り・目の疲労・耳鳴り・顔の紅潮・熱感・イライラ・口が渇く・尿の色が濃い・便秘・舌の色が紅い・苔が黄色い

【ストレスを発散して、肝の機能を整える】
「肝(かん)」は蓄えた「血(けつ)」を全身に送り、「気」を伸びやかにめぐらせる臓器。頭痛は気血の流れが滞ることが原因のひとつとなるため、こうした肝の働きと頭痛には深い関わりがあります。しかし、肝はストレスの影響を受けやすく、過度なストレスを受けるとその機能が低下してしまいます。その結果、気血の流れが悪くなり頭痛が起こりやすくなるのです。

悩んだり、イライラしやすい人は、日頃から上手にストレスを発散し、肝を健やかに保つよう心がけましょう!

「摂り入れたい食材」
肝の熱を冷まし、リラックスできるお茶や食材を。
セロリ、もやし、春雨、きゅうり、トマト、苦瓜、菊花茶、柿の葉茶、ハブ茶、ミント、緑茶、魚の頭(ブリのかま、鯛のお頭煮など)、イシモチ など





3.季節の変わり目に注意

「かぜ」タイプ
頭痛(ガンガンする痛み)・節々の痛み・悪寒・発熱・咳・のどの痛み・舌の苔が白い

【春から初夏に気を付けたい風邪(ふうじゃ)】
自然界の邪気の一つ「風邪」は、他の邪気をともなって体内に入り込み、頭痛や発熱などのトラブルを引き起こします。春はとに風邪が起こりやすく、続く初夏も季節の変わり目でかぜをひきやすい時期なので十分注意しましょうね!

頭痛やのどの痛み、咳などの症状はかぜの初期に現れます。かぜを悪化させないためにも、このような症状を感じたら早めの対応を心がけましょう。

「摂り入れたい食材」
香りのある食材で、身体に入り込んだ邪気を発散しましょう。
ねぎ、生姜、三つ葉、香菜、しそ、葛 など

4.元気が足りない

「虚弱」タイプ
疲労時の頭痛・めまい・物忘れが多い・息切れ・疲労感・動悸・睡眠障害・冷え・舌の色が淡い

【「気」「血」の不足が頭痛の原因に…】
元気の素となる「気」や、体の働きを支える栄養素である「血(けつ)」は脳にとっても大切な要素です。慢性病や脾胃(ひい:消化器系)の不調などで体内の気や血が不足すると、脳も栄養不足の状態に陥ります。それが頭痛を引き起こす原因になることもあるのです…。

また、腎(じん)は脳の健康と深い関わりがあると東洋医学では考えるため、腎の不調も頭痛の原因の一つと捉えます。

このタイプの頭痛は、疲労時に悪化しやすいのが特徴です。まずは日頃の食事でしっかり栄養を摂り、元気で健康な身体をつくりましょう!

「摂り入れたい食材」
気や血を十分に養い、ゆっくり体力を補う食材を。
クコの実、ナツメ、杜仲(とちゅう)茶、バナナ、干し柿、納豆 など

★ツボのマッサージで頭痛をやわらげましょう★
太陽:偏頭痛に

風池:後頭部の痛みに

印堂:前頭部の痛みに

百会:頭頂部の痛みに

合谷:肩こり、ストレス性の痛みに

[文:meilong スタッフ]

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

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