過去を手放す、自分でできる心の傷の癒し方【3つのプロセス】

タグ: , 2019/11/20

プロセス1:心の傷と向き合うと決める

まずは、自分が傷ついていることを自分自身で認めます。自分や他者、起きた出来事を責めたり後悔したりする気持ちを脇に置いて、「自分は傷ついている」という事実のみにフォーカスして、認めます。「私は傷ついている」と心の中で言葉にしてみるのも良いかもしれません。

そして、この傷に向き合って癒す、ということを決めてください。心の傷を癒す方法について、この記事では自分でできる範囲のことを紹介しますが、自分一人では難しい場合、専門家の助けなどを得ることもできます。具体的な方法についてはこの段階では考える必要はありません。シンプルに「この傷に向き合って癒す」ということを自分に宣言しましょう。

心の傷はどれだけ上手に「覆い隠した」としても、それによって本当に消えてなくなることはありません。外からの刺激によって何かの拍子に顔を出し、人生の様々な場面で(たとえあなたがそうと気がつかなくても)影響を及ぼします。傷を隠そうとしたり、ないことにしようとすればするほどに、傷があなたの人生に及ぼす力は大きくなっていくものです。

まずは心の傷の存在を、あなた自身が受け入れましょう。

プロセス2:感情をありのまま感じる

辛かった出来事を想起して、出てくる感情をありのままに感じます。「泣きたいだけ泣く」という言葉の通り、涙が出てきたら、出るままにします。怒りがでたら、その怒りを自分の中でとことん感じるようにします。ここは辛いプロセスですが、とても重要です。いくつかの大事なポイントを挙げておきます。

どんなネガティブな感情も受け入れる
出てくる感情を全て出すことが重要です。恨みや強い怒りなど、どんなネガティブと思える感情も、そのまま認めて感じるようにします。

思考をなるべく使わないで「感じる」ことにフォーカスする
こんなことを考える自分はひどい、などのジャッジメント(評価)や、出来事に対する無理な意味づけ、あの人または自分はこうすべきだったなどの「べき思考」が出てきても、それはひとまず脇に置いて、「悲しみ」や「怒り」「不安」などの感情を素直に感じることにフォーカスし続けてください。思考が動き始めると、多くの場合感情を感じることから遠のいていきやすくなります。ここでは、頭による意味づけよりも「体(心)で感情を感じる」ことがとても重要です。

一度で全部やる必要はない
出てくる感情が大きすぎる場合は、一度に全てをやろうとせず、時間をおいて何回かに分けてやることを心がけてください。

場合によっては、感情が大きく何度やっても全く変化がないように思えるようなこともあるかもしれませんが、出てくる感情を感じ続けることで、扱うべき感情の量は着実に減っていきます。繰り返し感じていることで少しずつ傷が癒える方向に向かっていることを信じて、根気よく続けるようにして下さい。

私の経験では、大きな傷の場合は癒しの作業にたくさんの年月がかかることもあります。何年か越しの作業になったとしても、癒しのプロセスが必要な時間をかけて進んでいることを信じて、でてくる感情を抑圧せず、その都度感じることが大切です。

感情を感じられない場合の対処方法

もし出来事を思い出しても全く感情が出てこない場合、無理をせず少し時間をおいてからまたトライしてみて下さい。あまりにも辛い感情の場合や、長い間感情を抑圧したり、普段から感じることを閉じているような場合は、感情にすぐにアクセスするのが難しくなってしまうこともあるものです。

大事なことはプロセス1の「傷に向き合って癒す」ことを心に決めることです。それによって、タイミングが訪れたときに感情が氷解して顔を出す、ということを信頼して待ちましょう。

それでも感情を感じることが難しい場合、呼び水として使える以下のような方法もあります(いずれも自分でやってみることができる方法です)。詳しいやり方についてはここでは割愛しますので、もし気になるものがあれば検索してみて下さい。

■EFT(経穴タッピングによる感情解放)
■EMDR(眼球運動による脱感作)

感情を凍らせて感じないようにして過ごすことは、心の防御反応です。一時的にその状態が必要だったり、日常をやり過ごすためには有効ということもありますが、長期的には健康に害を及ぼす原因となったり、あなたの気がつかないところで人生に強い制限をかけていたりと、結局は感情を抑圧して生きることに変わりありません。少しずつでも自分の感情を感じてみようとすることを、日常の中で意識し続けましょう。

プロセス3:出来事の捉え方を変える

心の傷を癒すために必要なプロセスの中で、感情を感じ切ることと同時にもう一つ重要になるのが、起きた出来事の捉え方を変えることです。

これは私自身の体験ですが、幼い長女を連れて離婚をすべきか悩み、答えを求めて色々な場所に相談をするため足を運んでいた頃のこと。ある女性カウンセラー(米国人)に自分の苦しい状況を話し、夫と離婚をすべきか尋ねたところ、「離婚をするにせよ、あなたがこの状況から学ぶレッスンはなんですか?」と逆に質問されました。

当時の私の主観では、私は「被害者」だったため、この質問に正直驚きました。そして当時の夫と離婚すべきかどうか、という一定方向の思考から出て、「この苦しい出来事から私が学べることがあるとしたら、なんだろう?」という視点を持つことができるようになったのです。

苦しみを負わされた無力な被害者、という立ち位置から一度出て「人生のレッスンとしてこの状況が準備されたとしたら、ここから学ぶべきことは?」というちょっと引いた視点から見ることができるようなった時、思いがけない「気づき」を得て、自然と大きな癒しに導かれることがあります。

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