東洋医学的にみる「腰椎椎間板ヘルニア」の原因と対策

タグ: , , 2021/7/13

 今回は「腰椎椎間板ヘルニア」についてです。





「椎間板ヘルニア」には、その程度によって種類があります。参考程度に紹介すると、一番軽いものが「膨出」、二番目が「突出」、三番目が「脱出」です。発症直後の急性期では、症状とその程度が比例しないことも有るので、現代医学的に画像診断が必要になります。

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東洋医学的には、椎間板ヘルニアは様々な「臓腑」を原因として発生すると考えています。また、長期間にわたって体が「陰性」に傾いていても発生すると考えています。他の要因からも発生しますが、今回はこの二点について考えてゆきます。

東洋医学的に「臓腑」を原因としている場合、多いのは「腎」と「肝」。他にも、「大腸」も見られます。東洋医学的に「腎」というと、現代医学で言う腎臓の機能と、生殖器の機能が合わさったものですが、この両方が椎間板ヘルニアの原因として考えられます。

「腎」が原因の主要素である場合、特徴的なのは朝起きたときに痛いことです。これは、東洋医学の言葉に、「長く寝すぎると腎の調子が悪くなるよ」というものがあるからですが、これ以外にも加齢性に起こる場合もあります。

「肝」が原因の主要素である場合、特徴的なのは動くと痛みが悪化することです。これも、「動き過ぎると肝の調子が悪くなるよ」と昔の人が言っているからですが、「肝」の場合は、過労や飲食の不摂生からも起こるので、話を伺えば、大体わかります。

ここでは原因を分けて紹介しましたが、実は、臨床的にはこの両方が関係していることがほとんどで、どちらか一方ということは、あまりありません。つまり、治療は、「腎」も「肝」も両方同時に行います。

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