モラハラ対策の極意 モラハラのパターン8つ

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[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]

 モラルハラスメント(精神的暴力)の被害者は、多いですね。モラハラを受けると、深刻な精神的なダメージを受けることがあります。

モラハラを受けても折れない、あるいは、少なくともなんとか対応できるような対策はあります。
その第1歩が、モラハラのパターンを知っておくことです。

そこでモラハラのパターンをお伝えします。

・今すぐ読みたい→
あなたは大丈夫?パワハラ被害の会話パターン3つ(https://cocokara-next.com/stress/conversation-of-power-harassment-damage/)


1、エネルギッシュな被害者
自分をあるいは、関係者を、必要以上に「不利益をこうむった被害者」の立場に置いて、その立場をベースに、相手に罪悪感を投げ付けながら、自分の主張を通していこうとします。「なんでオレが、お前の尻拭いをしなきゃいけないんだ!」、「お前のおかげで、どれだけみんなが苦労していると思っているんだ!」などです。

2、0-100の価値観
彼らの他者に対する評価は、ゼロか100です。要求を容れてくれたらその人の評価は100点、拒絶されたら0点なわけです。同時に、彼らは、自分自身に対しても、ゼロか100の評価をしています。自分に対して40とか70といった評価ができないんです。ですから、彼らは、100点であることに固執し、自分が100でなくなりそうな危険を感じたら、他者を0点にすることで、見かけ上自分を100点に保とうとします。

モラハラは、いわゆるパワハラ、DV、虐待、いじめなど全ての精神的暴力を含みます。
暴力のパターンは、決まっているのです。そのパターンを知っていれば、対策もとりようがあります。孫子の兵法じゃありませんが、「敵を知る」のが第一です。

3、くるくる変わる主張
ハラサー(ハラスメントをする人)の主張は、しっかりとした自己感が希薄ですから、ときとして180°変わります。外から見ると一貫性がないのですが、彼らの中では、なんらかの自己中心的、あるいは、自己正当化的なもっともらしい理由が存在します。ハラサーたちは、実は、正面切って批判されることを恐れており、自分の立場が不利にならないように主張を平気で変えていきます。

4、合理化
合理化 (Rationalization)とは、自我防衛機制のひとつで、本当の動機が自覚されていない行動や感情や考え等に論理的、道徳的に受け入れられる様な説明をつける事です。
例えば、利己的な欲求を覆い隠し、「組織を守るために、当然のことをしたまでだ!」などと言ってしまうなどです。

5、否認
否認 (Denial)とは、自己像とずれる様な体験をした場合、意識されないような自我防衛機制です。例えば、自分の過去の発言とまったく異なる発言をすることなどで、本人も、本当に過去の発言を覚えていないことすらあります(無意識の中では覚えているのですが)。
ハラサーは、追いつめられると否認を恫喝的に使います。「君は、私が嘘を言っていると言うのか!」などですね。

6、投影同一視
投影同一視(Projective Identification)は、投影(Projection)とは異なり、自分の中の不快な部分を切り離し(分裂:splitting)、特定の対象に投影し、その切り離し投影した部分と対象を同一視し、批判したり攻撃したりする自我防衛機制です。
例えば、自分の能力に対する不安を切り離し、その不安を他者に投影し、「お前は、こういう高度な仕事をする能力が無いんだよ!」などと非難することです。言われた側からすれば、「それは、あなたのことでしょ?」と言いたくなってしまいます。

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