松田宣浩 ストレスを補うのは、人間の基本である睡眠や食事(後編)

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打てた日と打てない日の眠りの浅深

松田選手

絶不調と好調の両極端を短期間に経験したことで、重視する「眠り」について考えたことがあった。

「ホームランとか打ったときの方が、眠りが浅い。脳が興奮してるんじゃないですか。これは自分で分かる。逆に、打ってないとき…ヒットが1本も出てない、僕らで言う「タコ」の日は、眠りが深い。反省して寝るんですけど、すごく眠りが深いんです。ただ、安定してない。寝汗がすごい。寝ながら戦ってるのかもしれません。心の中では悔しいと思うからなのか。寝汗の量が全く違います。多分、体は寝てるけど頭が寝てない」

松田選手

眠りの深浅があることが分かっているから、とにかく「ベッドに12時間いる」ようにする。それがパフォーマンスの土台だ。ただ、今では珍しくなくなったマットレスへのこだわりは、全く持ち合わせていない。

「いいものなのかもしれないですけど、少なくとも今のところ、僕は必要としてはいないですね。飽きてしまうような…それに、遠征のときに荷物として出すの、めんどくさいでしょ(笑)。野球選手が泊まるホテルなんて、それなりにいいところですからね。もう、あるマット、ある枕で寝るのが一番いい。ストレスがないです。勧めていただくことはよくあるんですけどね…」

基本的にガラケー派。別に不便じゃない

就寝前のスマートフォンが安眠を妨げる要素になると言われる。松田選手もスマートフォンを持ってはいるが、基本的には「ガラケー」派だという。

「スマホは1つ、球団支給のやつがあるんで、インターネットで調べものをしたり、音楽を聴いたり、ユーチューブを見たりはしますけど、あんまり使わないですね。(ソーシャルアプリで)つながってませんからね。僕はずっとガラケー。
何回か、機種変はしたことありますけど。電池を止めるカバーが壊れて、セロハンテープで止めてたこともありました(笑)。
僕、電話派なんです。何でも電話で済ませたい。メールとかじゃないんですよ。メッセージが来たとしても、すぐ電話に切り替える。LINEの代わりにまだショートメール。それでも別に不便じゃないと思ってる」。

「打つ、守る、走るだけじゃなく、元気も野球選手の武器」そのためのコンディション

松田選手の行動の理由は、自分にとって何が「心地いい」か、と言うことができる。

「打つ、守る、走るだけじゃなく、元気も野球選手の武器」が持論だという。「打てないときでも、常に元気は出したい。年取っても、ずっとですね」。他人は知り得ない自分を知り、そのキャラクターに対応することで、コンディションを整える。それが松田選手の方法論だ。

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