骨粗しょう症が生活習慣病と関係あるってホント?

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糖尿病が骨を弱くするワケとは

糖尿病は骨にどのように影響するのでしょうか。これには、インスリンというホルモンが関係します。食事から摂った炭水化物は、糖質に分解されてブドウ糖となります。そして、肝臓へ蓄えられて必要な分だけ血液中に送られ、筋肉などに取り込まれてエネルギー源として使われます。実はこのブドウ糖の量を一定範囲内に調節しているのがインスリンで、インスリンが十分に作用しなくなったり、分泌量が低下したりすると、ブドウ糖が血液中に過剰に増えてしまいます。このように血糖値の上がった状態が続くのが糖尿病です。

一方で、インスリンには骨をつくる骨芽細胞を増やす作用もあります。そのため、糖尿病になってインスリンの作用が低下すると、骨の新陳代謝において「つくる」よりも「壊す」働きの方が強くなり骨密度が低下し、骨が弱くなる原因になると言われています。

糖尿病は日本人に大変多い生活習慣病のひとつですが、糖尿病になってもきちんと治療を受けて血糖コントロールをしている人は、半数程度しかいないとされています。

早期発見、早期治療とともに、骨の健康対策も心がけることが大切です。

あなたも、年に4回の血液検査でご自身の健康管理、始めてみませんか?





[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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