20代30代でも要注意!?ホントは怖い歯周病からお口を守るポイント

タグ: , 2021/9/17

いつのまにか進行する「サイレントキラー」

歯周病は別名「サイレントキラー」と呼ばれていることをご存知でしょうか?

症状が現れにくく、「歯周病かな?」と思って歯医者さんに行ったときには重症化していることも珍しくないのが、歯周病の恐ろしさです。

お口の中には300~500種類もの細菌が常駐しています。健康なお口の中ではこれらの細菌は悪さをしませんが、歯みがきが不十分であったり喫煙やホルモンバランスの変化・ストレスなどにより口腔内のバランスが悪くなると、細菌が歯垢と呼ばれる粘着質な物質を作り出します。

この歯垢内に歯周病の原因菌である細菌が住みつき、歯周病を徐々に進行させます。歯周病が進行すると、歯肉から膿が出る・歯がぐらつくといった症状が現れ、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

特に以下のようなものが、歯周病を進行させる原因となります。

・喫煙
・ストレス
・ホルモンバランスの変化
・糖尿病などの全身疾患
・朝食を抜くことが多い
・義歯や技工物が合っていない
など

そのほか、間食が多かったり甘い飲み物が好き・歯ぎしりやくいしばりといった癖なども歯周病を進行させる原因となるので、注意しましょう。

歯周病からお口を守るためのたった2つのポイント

歯周病を予防・進行を抑制するためには、患者さまご自身で行う「セルフケア」と歯科クリニックで行う「プロフェッショナルケア」が何よりも大切です。

〇ご自身で行う「セルフケア」
まずは、ご自身で行う歯みがきや歯間ブラシを使用した「セルフケア」です。

正しい歯ブラシの使い方で、一日三回しっかり歯を磨くようにしましょう。また、夜眠る前はその日一日に溜まった歯垢をしっかり落とすために、仕上げとして歯間ブラシも使って歯と歯の間をキレイにしてあげます。

また、歯みがきの基本は歯1本1本を丁寧にみがくことです。歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45°の角度にあてて、小刻みに軽い力でみがくようにしましょう。

お口の中の特徴や汚れの溜まりやすいところは、患者さまそれぞれによって変わってきます。

歯医者さんでご自身に合ったセルフケアのポイントをレクチャーしてもらうことで、より適したブラッシング方法を習得するのがベストです。

〇歯科クリニックで行う「プロフェッショナルケア」
2つ目が、歯医者さんで受ける「プロフェッショナルケア」です。ご自身の毎日の歯みがきでは落としきれない歯間の汚れや歯石をしっかり落としてもらいます。

また、歯周病が進行している場合には、歯周病治療を受けることで歯周病の悪化を防ぐことができます。

そのほか義歯や技工物に不具合があったり合わない場合、クリニックでしっかり調整してもらうことも歯周病予防につながります。

歯科クリニックで受けるブラッシング指導も、歯周病予防のために重要です。患者さまの現在のお口のご状態や、歯並びの影響などで磨き残しが出やすいところに対する歯みがきポイントを教えてもらうことで、歯周病にかかりにくい口もとづくりにつながります。

まとめ

今回は歯周病について詳しくみていきました。ここ最近、若い世代の歯周病が増えてきています。

特に「最近、歯医者さんに行っていない」「歯みがきをあまりしっかりしていない」という方は、歯周病に要注意です。

お口の健康は、美容にはもちろんのこと、全身の健康にも直結しています。内側から美しく輝くためのひとつのステップとして、歯周病対策をしっかり行うようにしましょう。





[文:ホワイトホワイトビューティー東京(https://whitebeauty.tokyo/)]

監修:石井先生
店舗:恵比寿本店・LUMINE新宿店・LUMINE有楽町店

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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