次期大統領候補がセクハラ自殺…文在寅政権を揺さぶる3人目の性醜聞

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 韓国の文在寅政権の足元が今度はスキャンダルで揺れている。次期大統領候補のひとりとされていた与党「共に民主党」の朴元淳ソウル市長がセクハラ問題を抱えて自殺。地方自治体の与党系首長によるセクハラ事件が相次いでいて、3人目となった。

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 朴元淳氏をめぐっては、元秘書の女性が身体的接触などセクハラを受けたとして8日に警察に告訴。それを受け、朴元淳氏市長は9日に予定されていた公務をキャンセルし、午前10時過ぎにひとりで官舎を出たまま行方不明になった。午後5時過ぎに娘が警察に「4~5時間前に父は遺言のようなものを残して家を出た。今は電話がつながらない」と通報。警察が携帯電話の位置情報などを得て捜索したところ、10日未明に大統領府近くの山中で遺体を発見した。

 公邸の書斎で見つかった遺書には、「全ての方々に申し訳ない。私の人生で共にしてくれた全ての方々に感謝する。ただ苦しみしか与えられなかった家族にすまない。火葬して両親の墓にまいてほしい。皆さん、さようなら」と書かれていたという。





「クリーンなイメージで人気高く、3期目の現職市長のスキャンダルと自殺というショッキングな出来事に韓国社会に衝撃が走り、与党議員も『あり得ない』と動揺しています。民主化運動家や人権派弁護士として活動した朴元淳氏は、韓国初のセクハラ裁判の代理人を務めて勝訴判決に導き、慰安婦問題にも積極的に関与していて、民間団体の韓国代表として日本政府の対応を批判していた。2011年に市長に初当選以降、女性に配慮した政策を実施し、セクハラ予防などを主張していたのです」(ソウル特派員)

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