なぜ週刊誌は誤報を連発してしまうのか・・・長瀬智也さんに謝罪の裏事情

タグ: 2021/3/5

 にわかに信じられない見出し。ネットユーザーが騒然としたのも無理はありません。

 「長瀬智也 撮影中のプロレス技でADを病院送りに」

 こちらは「週刊女性」の2月23日号に掲載された記事。「週刊女性PRIME」では2月8日に配信されると、その真偽に注目が集まりました。

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 同誌の報道は「リハーサル中、ADにプロレス技をかけて病院送りにした」というショッキングなものでしたが、共演したプロレスラーがSNS上で「絶対にない」と投稿。真相は薮の中でした。ところが同誌は3月1日、公式サイトで「再取材の結果、そうした事実の確認はできませんでした」と謝罪、訂正したのです。

 この件だけでなく、週刊誌の報道に対する「事実と違う」といった声は日々、SNS上を飛び交っています。

 なぜ週刊誌は誤報を放ってしまうのでしょうか。





 出版関係者は言います。

 「元々、週刊誌は『そういうもの』だったんですよ。火のないところに煙を立たせ、面白おかしく報じていく。以前なら女性週刊誌をファクトチェックしながら読む人なんていなかった。美容院の待ち時間に楽しんで、ハイそれまでよ、という。でも今は活字離れで部数減が進む中、ネットに転載し、そのPVが各社の大きな収益源になっている。いわば『女性週刊誌なんだからわざわざ目くじらを立てなさんな』というロジックが通用しなくなったんです」

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