いよいよ"時間切れ"か キャンプインまで残り10日、去就が定まらない「実績豊かな助っ人」の存在とは
ビシエドの勇姿を日本で見ることは叶わないのか、去就が注目される(C)産経新聞社
2月1日のキャンプインまで日が迫ってきた。
各球団の補強陣容も固まりつつある中で、未だ去就が決まらない選手に中日を長く支えたダヤン・ビシエドがいる。
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昨季、9シーズンを過ごした中日を離れる際には引き続き、日本球界での活躍を願っていた右の強打者にも朗報はめぐってこないようだ。
ビシエドといえば、2018年に首位打者、最多安打のタイトルを獲得するなど、選球眼も良く一塁手としても屈指の守備力を誇る。
ただ立浪政権下において段々と出場機会を減らし、昨季は開幕1軍入りを逃がすと、1軍出場は15試合、本塁打は1本にとどまった。
中日を長く支えた主砲も近年は一定のゾーンを打てないことも明らかになっており、NPB在籍が長いだけに弱点もわかっていることは契約のネックと見られる。
ただ日本人選手扱いとなることで編成上ではメリットになること、DeNA時代に本塁打王を獲得し昨年からロッテに移籍したネフタリ・ソトなど、近年は日本で実績を残した助っ人野手が新天地で再び輝きを取り戻すパターンもあることから、ビシエドのリ・スタートにはファンも関心を持っていた。
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