育成4位以下がメジャー&侍ジャパン2人って! 2010年ソフトバンクの育成ドラフトが神すぎる

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(C)Getty Images

 いよいよ決戦の地はマイアミへ-。

 侍ジャパンを巡るフィーバーが加速してきました。3月16日、東京ドームでのイタリアとの準々決勝は9-3で勝利。5大会連続の4強入りを決め、選手たちは慌ただしく米国へ移動。日本時間21日午前8時の準決勝に向け、最終調整を進めます。

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 スポーツ紙のデスクは言います。

「侍ジャパンのメンバーは、もはや国民的スターです。地上波の視聴率も異次元ですし、民放のワイドショーも朝から特集している。出身エリアの地方紙やローカル局も特集を組むなど、露出量は桁外れです。これは近年の野球界にはなかったこと。数年前、我々は『トリプルスリー』や『村神様』が流行語大賞だって大騒ぎしていたけど、普通の女子高生は『何のこと?』という感じだった。それが今ではヌートバーをみんな知っているぐらいですから(笑)」

 侍のメンバーに名を連ねれば、最高峰の仲間との親交も深まり、自身の価値も最大化されます。まさに野球少年が目指すべき、憧れの境地でしょう。

 そんな男たちはほとんどがドラフト上位でのプロ入りを果たしたのかといえば、必ずしもそうではないから野球は面白い。宇田川優希投手、甲斐拓也捕手、牧原大成内野手、周東右京外野手に至っては、育成での入団ですから、まさにジャパニーズドリームです。

 しかも、甲斐と牧原、さらにはメジャーに挑戦した千賀滉大投手は3人とも2010年の育成指名。奇跡の神ドラフトといっても過言ではないでしょう。

 あの年のホークスの指名選手は下記の通りです。

【支配下】
1位 山下斐紹(習志野・捕手)
2位 柳田悠岐(広島経大・外野手)
3位 南貴樹(浦和学院・投手)
4位 星野大地(岡山東商・投手)
5位 坂田将人(祐誠・投手)

【育成】
1位 安田圭佑(四国IL高知・外野手)
2位 中原大樹(鹿児島城西・内野手)
3位 伊藤大智郎(誉・投手)
4位 千賀滉大(蒲郡・投手)
5位 牧原大成(城北・内野手)
6位 甲斐拓也(楊志館・捕手)

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