古江彩佳の米ツアーデビュー戦「ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ」日本勢の大会直前インタビュー
2020年に「ゲインブリッジLPGAボカ・リオ」として新設、2021年の大会名変更を経て、原点に戻った大会。南フロリダに位置する会場は、1967年に開設された伝統あるコース。自然のままの湿地や植生に囲まれたフェアウェイ、高速で起伏のあるグリーンや白く輝くバンカーが特徴。世界的なコース設計者であるロバート・ボン・ヘギーが手掛けている。
シーズン第2戦となる今回は、開幕戦から出場している畑岡奈紗、笹生優花に加え、昨年末のQシリーズ(最終予選会)を突破した古江彩佳がLPGA女子ゴルフツアーでデビューを飾る注目の一戦。開幕を前夜に控えた日本勢にインタビューを行なった。
畑岡奈紗
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Q.先週はいろいろ試しながらだったと思いますが、今週に向けて調整した部分などはありますか?
「今週は引き続き、今自分が取り組んでいることを昨日今日とでやっていて、徐々に感覚も良くなってきたのかなと思っています」
Q.今週は(コーチの)ゲイリーさんも来ていましたが、何かアドバイスをもらったりはしましたか?
「特にスイングについて大きく変える事はなくて、インパクトの時に伸び上がるのに一番気をつけるということと、グリーン周りの芝質が先週と違うので、いろいろなクラブで試しながらやりました」
Q.先週と今週の芝質はどのあたりが違いますか?
「先週はラフがグリーン周りでもすごく長くて、埋まってしまうと出すのに苦労しました。今週はそこまで長さがないですが、入り方のラインによってはどういう風に飛んでいるのか予想がしづらいので、そこら辺の見極めが大変になるかなと思います」
Q.今週のコースは優勝争いもしたことのあるコースですが、改めて印象はどうですか?
「このコースは2回目ですが、木がところどころ高くて、フェアウェイでもグリーンが狙いづらかったり、外してはいけないところに外すとなかなか狙いにくいホールがあること、グリーンが細長いという印象があります」
Q.上位争いに加わるには、どのあたりが重要なポイントになると思いますか?
「グリーンがすごく止まるのと、スピードがあまり出ていないので長いアイアンでピンの手前、多分5メートルくらいにキャリーさせても全然オーバーしないと思います。どんどんデッドに狙っていかないと、なかなかハイスコアが出るコースなんじゃないかなと思います」
Q.では今週に向けて一言お願いします。」
「2年前のイメージ(2位フィニッシュ)が良いので、今の自分のベストを尽くして頑張りたいと思います」