宗山&金丸の注目ドラ1選手はプロの世界で羽ばたけるか「使わない理由はない」中で高木豊氏が注目した”仙台の難しさ”とは

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 一方で、強肩が売りの選手でもあるだけに、そういった難しさはテクニックを覚えながら克服してほしいとした。

 そして、打撃面においても二桁本塁打や、ゆくゆくは3割バッターとして率の残せる選手になってほしいと期待する。楽天では、今季ショートのレギュラーとして定着した村林一輝など強力なライバルがいる中で、アマチュア界ナンバーワンの逸材がどこまで割って入れるか期待が高まる。

 一方の金丸もすでに侍ジャパンで活躍が認められるなど、プロ注目の左腕。最速154キロを誇り、制球力にも長けているとあって、中日投手陣を支える存在になると期待される。高木氏も、この制球力の高さを高く評価。1年目から二桁勝利を「完全に狙える」と、太鼓判だ。本拠地のバンテリンドームという広い球場も大きな武器とした。

 一方で、金丸に関しても”課題”を指摘。同球場のマウンドでは、その制球力を活かし低めに球を集めるには走り込みが必要になってくるとし、下半身の強化を活躍のポイントに挙げた。

 中日投手陣では、今季も12勝をマークした高橋宏斗が若きエースとして先発陣をリードしている。高木氏は高橋と共に勝ち星を積み重ねられれば、来季の中日は面白くなってくるとエールを送る。

 両選手がどんなプロ人生を歩むのか。来季のパフォーマンスを楽しみにしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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