いよいよ交流戦がスタート 球界OBから指摘される”走る球団 ピンチとなる球団”

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 さらに「だいぶピンチなのは」として、高木氏は昨年までリーグ3連覇を果たしているオリックスを挙げた。

 こちらも昨季の違いとして投手陣においてはエースだった山本由伸がメジャーに行き、左腕エースの宮城大弥も故障でファームに、打撃が好調な山崎福也もFAで日本ハムに移籍ということで、やりくりに苦労しそうという見解を示した。昨年はこの3人で交流戦11勝の内の8勝をマークしていた。

 さらにピンチな球団としては巨人も含まれるとした。

 理由としては計9試合あるパ・リーグ本拠地でのDH起用に関しても新外国人含め、「迫力がない」と指摘。リーグ戦と同様に犠打などをからめたスモールベースボールを継続させることで、強打のチームが多いパ・リーグ相手の戦いで勝ち星をひろえるかは未知数とした。一方、主砲の岡本和真は昨年の交流戦で8本塁打、打率「.383」、19打点をマーク。圧巻の成績でMVPに輝いたとあって、主軸の働きも注目となりそうだ。

 動画内では、パ・リーグ首位のソフトバンク、またセ・リーグ2位の広島が交流戦も順調に勝ち星を積み重ねていくという見方も示した。

 昨年は終盤まで混戦となり、最終的にDeNA、ソフトバンク、オリックス、巨人が11勝7敗で並んだ。このうち得失点差でトップのDeNAが球団史上初の交流戦Vを飾った。今年も各球団の熱い戦いを楽しみにしたいところだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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