2024年シーズン順位予想 高木豊氏がセ・リーグ3位に中日をあげた「理由」とは

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 さらに高木氏が3位に指名したのは中日だった。「打撃のチームに変身する。あの投手力を考えるとAクラスの可能性は十分にある。中田翔を獲得しただけでなく、成長も踏まえてね。(フロントが)本気だもん」と指摘した。

 中田翔加入で話題を呼ぶチームは元々、投手力が安定したチームとして知られる。一方、昨年もチーム本塁打(71本)、チーム打率(・234)ともにリーグワーストと貧打線解消が近年のチームにおいて最大の課題とされる中、打撃が上積みできれば、十分に上位争いに食い込めると見る。

 チームには安打製造機の岡林勇希や石川昂弥、ブライト健太といった成長が期待されるロマン砲も控える。昨年ブレイクした細川成也を含め、中田を中心に打撃で上積みを図れれば注目の存在となりそうだ。

 一方、Bクラスとなる4位にはDeNAをあげた。この点に関しては「バウアーが残るかどうかで変わってくる」と指摘。現在メジャーへの復帰を目指しているとされるトレバー・バウアーの去就次第で順位は変わってくると見る。

 5位は阿部慎之助新監督率いる巨人。理由としては「投手力が不安定」とした。チームは戸郷翔征、山崎伊織、赤星優志を中心とした若い投手を中心とした先発ローテ―ションが予想される中、赤星に関しても「1シーズン持つか、どうか」と年間通してパフォーマンスを残せるかが気がかりとした。ほかにも主力野手の高齢化が進んでいることをBクラスの要因にあげた。

 最下位は広島だった。この点に関しては「ドラフトで投手力を補強しているし、外国人もいい選手を取っている」としながら、西川龍馬がFAでオリックスに移籍、昨年開幕投手を務めた大瀬良大地もオフに右ひじの手術など不安定要素があること、上位にヤクルトと中日の巻き返しを予想したことでこういう順位になったとした。

 動画内ではパ・リーグ6球団についての順位予想も展開している。

 果たして今季の覇者はどのチームとなるのか。今後も様々な意見が飛び交いそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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