「非常に難しい週末だった」カタールGPは角田裕毅、ローソンともに二桁フィニッシュ…メキース代表も失意「必要なペースがなかった」
角田のコメントとして、「スタートは良かったし、順位を上げる絶好のチャンスだと思っていたが、その後はペースが上がらず順位を落としてしまった」と悔しさを滲ませており、「何がうまくいかなかったのかを理解するために、チーム一丸となってデータを見直し、今後のために学んでいきたい。アブダビは来週だ。シーズン最後のレースウイークエンドに向けてベストを尽くして臨みたい」と最終戦への想いを語っている。
また、1年前もこのコースを走っているローソンは、「昨年もここで苦戦したし、厳しいレースだった。今季は大きなステップを踏んできたが、まだまだ足りない。最終的にはライバルたちに多くのポイントを奪われた」として今回の走りを振り返った。
そして、同メディアではRBのローラン・メキース代表のコメントも伝えている。「金曜日のプラクティスから、パフォーマンスレベルという点では非常に難しい週末だった。このコースで必要なペースがなかったのは明らかだ」とやはり他チームとの差が顕著だったと指摘しており、次回のアブダビGPへ向けては、「サーキットでもファクトリーでも、チーム全員がRBとしての1年目を最高の形で締めくくるために懸命に働くだろう」と展望している。
今回の悔しさを糧に、次戦のアブダビGPで角田、そしてRBチームの奮起がみられるか。今季の集大成となるレース、すべてを出し切るパフォーマンスを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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