不動のレギュラーが揃う中、目指すは純国産打線の形成か【勝手に”妄想”開幕オーダー|阪神編】
本稿では小野寺がその座に最も近いと妄想する。
小野寺は思い切りの良い打撃が持ち味で、大卒4年目の昨季はキャリアハイの43試合に出場。打率.347とハイアベレージを記録した。開幕戦の大舞台にも物おじせずに入っていけるとみる。
対抗馬は前川右京か。昨季は高卒2年目で3番スタメンを12試合任されたスラッガーだ。打数こそ少ないが、戸郷との対戦打率5割をマークしており、相性の良さで起用される可能性はある。また、オフに支配下登録された野口恭佑も長打力では2人に負けていない。もちろん、若手の状態によってはシェルドン・ノイジー、ヨハン・ミエセスの両外国人を使うプランもある。
もうひとつ焦点が当たりそうなのが開幕投手。ここでは村上を推したい。なんと言っても昨季のMVP右腕だ。まずは正攻法で行くのではないか。必然的に、捕手は坂本誠志郎が先発する。昨季は登板全試合でバッテリーを組んでいるからだ。
ただ、阪神の先発陣は12球団屈指。伊藤将司と大竹耕太郎の両左腕、開幕投手経験者の青柳晃洋&西勇輝、右の剛腕・才木浩人も十分に資格がある。各投手の調整次第では直前まで公表されないかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「終わってしまうやんか」「そら、良いものを使うよ」――若虎を刺激し続けた“岡田の言葉” 阪神の快進撃は日本一でも止まらない
【関連記事】【阪神】年俸大幅アップの森下翔太でも〝安泰〟とはいかない理由 背景にある「ロマン砲軍団」の存在とは
【関連記事】「一番かっこいい」韓国球界を背負う“至宝”イ・ジョンフが大谷翔平への憧れを語る「どうやったらアジア人がこうなるんだって」