衝撃2ランの大谷翔平が見せた“後輩思い”の瞬間 自身の一打よりも先に向かった祝福【ドジャース回顧録 vol.2】
ただ、この日のハイライトは打球の行方だけではなかった。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで、「ショウヘイ・オオタニはドジャースのために2ランを放ったが、キム・ヘソンのメジャー初ヒットを祝うために、ダグアウトに戻るのが待ちきれなかった」と投稿。その言葉通り、大谷は自らの一発よりも先に、ベンチで待つ“後輩ルーキー”を祝福する姿を見せていた。
9番キム、1番大谷――アジア出身選手がつないだ得点は、大谷の人柄がにじみ出た瞬間だったと言える。2025年のドジャースには、数え切れないほどの名場面が刻まれたが、この静かな祝福のシーンは、チームの空気感を象徴する一コマとして、確かに記憶に残る出来事となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】タッカー、ドジャースと高額年俸の短期契約で“決着”か「3連覇という偉業に貢献できるチャンスがある」米メディア
【関連記事】ドジャース、走攻守で魅力の二塁手獲得でキム・ヘソンらを放出…“驚愕プラン”を提案「常勝軍団としての文化に合致」米メディア
【関連記事】ド軍24歳“有望株”はレギュラーを奪い取れるか？ 「彼はスイッチヒッターだが…」克服すべき懸念材料を指摘
1 2
