本音は「投入したくなかった」――それでも山本由伸を中0日で送り出した指揮官の決断【ドジャース回顧録 vol.18】
さらに指揮官は葛藤も口にしている。
「正直に言う。私は選手全員を心の底から信頼しているんだ。ただ、実のところ、私も(試合開始前の)14時までは彼が投げられるなんて知らなかったんだ。でも、試合前に私のところにやってきて彼が『投げられます』と言ってきたんだ。『僕が投げます』とね。私としては彼を投入したくはなかった。でも、理にかなった状況なら出すつもりではいたんだ。そして一度送り出したら、もう本人が望むまでは降板させる気はなかった」
敗れれば批判は必至。それでも、山本の強い意思と、チームのために力を尽くす覚悟が、采配を後押しした形だった。試合後、ロバーツ監督が山本を抱きしめた姿には、決断の重みと安堵がにじんでいた。
球史に残る“伝説の連投”。その裏には、首脳陣とエースの深い信頼関係があった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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