「将来的なことを考えると石川かな」 井上中日で注目の開幕予想オーダー 球界OBが着目した「ホットコーナー争い」
昨年チームが4月に単独首位に立ったときには三好大倫、田中幹也の1、2番コンビがチームを盛り立てたことも知られる。どのチームでも最近はクリーンアップにつなげる2番打者の役割が重要視される中、プロ3年目を迎える福永には幅を拡げる意味でも起用の可能性を指摘した。
またクリーンアップには4番に細川成也を配し、5番を中田翔とした。ただ5番打者においては「5番を石川に変える可能性もある」としながら、開幕当初は中田の状態を見極めていくのではないかとした。
ホットコーナーとされる三塁争いにはベテランの高橋周平もいるが、高木氏は「将来的なことを考えると石川かな」と若手をまずは使うのではないかと予想。
ただ高橋起用に関しては中田の状態も鍵を握るとした。
移籍1年目となった昨季、中田は開幕戦で華々しくアーチをかけながらシーズンを通しては結果を残せず。終わってみれば、62試合で打率.217、4本塁打、21打点と求められた役割は果たせなかった。
中田の低迷が続くようであれば、「三塁・高橋」「一塁・石川」といった起用も考えられるとした。
動画内では西武の開幕予想オーダーについても語っている。
いずれにせよ、中日の長く続く低迷脱出には打線の上積みが欠かせない。高橋においては昨オフ、FA権を行使するかも注目されたが、結果として残留の道を選んだ。チーム内の競争が激しくなるほどに底上げにつながるとあって、井上新監督がどんな手腕で選手の背中を押していくかも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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