【勝手に“妄想”開幕オーダー・楽天編】黄金ルーキー宗山vs.たたき上げ村林の遊撃争いに注目
それに待ったをかけるのが村林だ。昨季は138試合で遊撃を守り、オフには侍ジャパンにも選ばれている。ドラフト7位からのたたき上げで、今季で節目の高卒10年目。簡単にはポジションを明け渡さない。
本稿では遊撃・宗山、二塁・村林としているが、ポジションの交換は多いにあり得る。シーズン中も争いは続くだろう。
もう一つの関心事は「浅村の一塁コンバート」だ。こちらは三木新監督が明言したもので、11月に35歳を迎える背番号3の負担軽減を念頭に置く。
これに伴い、浅村の守っていた三塁が空くことになるが、筆頭候補は小深田と見られる。昨季は131試合で二塁を守り、ベストナイン&ゴールデン・グラブ賞をW獲得。それでも本人はコンバートを視野に入れた発言をしており、支障はない。
外野に目を移すと、辰己&小郷の右中間コンビは磐石。残った左翼は伊藤裕を入れたい。昨季は7打数3安打と、宮城と相性が良かった。
開幕投手は早川が最有力。大卒4年目の昨季、自身初の2ケタ勝利(11勝)&自己最高の防御率(2.54)を記録。楽天のエースと言っても過言ではない。太田とのバッテリーで臨むことになるだろう。
[文:尾張はじめ]
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