今季初“ノーポイント惨敗”のレッドブルにメキシコ紙が痛烈皮肉 角田裕毅には「2台目を操る実力を示せていない」
メキシコ紙『OVACIONES』では、今回のグランプリを振り返っており、「レッドブル・レーシングはオーストリアGPで母国開催にもかかわらず屈辱を味わった。マックス・フェルスタッペンのリタイヤだけでなく、ユウキ・ツノダがRB21の2台目を操るに値する実力を依然として示せていないからだ」と主張。日本人ドライバーのスキルに苦言を呈している。
角田への意見は続き、「今年に入ってから恒例となっているように、ツノダはフリー走行では比較的競争力があるように見えるタイムを記録していた。しかし予選では、ここ5戦中3度目となるQ1敗退を喫した」と指摘。また同メディアは、このレースで6位入賞を果たしたレーシングブルズのリアム・ローソンのリザルトにも触れており、「ローソンが6位でフィニッシュしたことは、レッドブルにとっては痛烈な皮肉とも言える」などと論じている。
他にもトピック内では、「フェルスタッペンの相棒探しにいまだ納得のいく答えを得られていない」と綴るなど、レッドブルの迷走ぶりを強調している。本拠地での惨敗により、更迭の噂が囁かれ続ける角田自身の未来に加え、シーズン後半に向かうチームの先行きも、より不透明なものになったと言えるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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