不振を極める角田裕毅に「深刻な疑問が生じている」 蘭メディアが伝えたレッドブル内部の動き「苦戦で『社内協議』を認めた」
先述のオーストリアGPでの結果について「恐ろしいレベル」と批判した同メディアは、「陣営内ではツノダに何が起こっているのか、そして彼を助ける方法はあるのかを判断するための話し合いが行われている」と断言。そして、クリスティアン・ホーナー代表のコメントを伝えている。
「ユウキはまたQ1で調子が悪くなり始めた。最初の走行は良かった。2回目の走行ではターン1でミスを犯し、予選でひどい結果になった。そして最後は混戦に巻き込まれて追い越すこともできず、ペナルティを受けて、事態はさらに悪化した。もちろん、彼を支援する術を探るつもりだが、2台の車(フェルスタッペンと角田)には大きな差がある。そして、当然ながら、内部では皆さんが疑問に思うのと同じように、『なぜ?』という問いが投げかけられている」
ホーナー代表のコメントを伝えた『Racing News365』は、「プレッシャーを受け続けるツノダが上位陣に抗うための策はほとんど見られていない」とも指摘。操作困難とされるマシン『RB21』に苦心する状況が続く角田に残された改善の可能性が少ないと分析している。
暗中模索の日々を繰り返す角田。チャンスも狭まっていく中で、レッドブルで生き残るためには、「結果」を出すことのみが求められるが……。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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