「ツノダのF1キャリアはもう終わった」GP6度制覇の元F1戦士が角田裕毅に押した“脱落の烙印” 「負のスパイラル」に陥った日本人に成す術は?

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「明らかに打ちのめされているし、レースのたびに過ちを犯し続けている」

 ゆえに名だたる名ドライバーたち中で角田がふるいに落とされることも想像に難くない。実際、現在の不振が続けば、信用を落とし、話し合いが進展しない可能性もある。

 そんな崖っぷちに立たされた日本人ドライバーの“現状”に対するOBの評価は実にシビアだ。F1界のレジェンド、ミハエル・シューマッハ氏の弟で、ウィリアムズで6回のGP優勝を誇るシューマッハ氏は、独衛星放送『Sky Germany』において、角田が来季のF1シートを獲得する可能性がないと断じている。

「彼はフェルスタッペンよりもはるかに遅れているよ。簡単にまとめようか。正直に言って、もし、彼が今後数戦でマシンをコントロールできなければ、シーズンが終わる前にレッドブルを去らなければいけなくなるよ。私はツノダのF1でのキャリアは、もう終わったと見ている。

 レーシングブルズ時代の彼のパフォーマンスは、リアム・ローソンやアイザック・ハジャーと比べても、それほど差のあるものではなかった。しかし、今、レッドブルでは、明らかに打ちのめされているし、レースのたびに過ちを犯し続けている。そうなると、あのチームは我慢の限界を迎えることになる」

 キャデラック側との水面下の交渉は今後も注目されるが、まずは「F1でのキャリアは、もう終わった」とまで皮肉られた不振を脱却できるか否か――。

 いずれにしても、角田のF1キャリアが正念場を迎えているのは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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