角田裕毅のレッドブル更迭は「公然の秘密」 独誌の去就報道を本人は意に介さず「事実ではない。噂を楽しませてやればいい」
だが、当人はそうした周囲の意見を一蹴している。アゼルバイジャンGPを前にしたF1公式のフラッシュインタビューに応じた角田は、「自分にできることに集中していくだけだ」と力説。さらに反論するように持論を展開している。
「昨シーズンの終盤戦も僕は自分のパフォーマンスを上げることだけに集中していたし、今日とまったく同じことを言っていたよ。ようは噂は噂に過ぎないってことだ。彼らの言うことは事実ではないんだから、そういう噂を楽しませてやればいいってね」
レッドブル残留に向けては、常に上位陣に食い込む猛烈な巻き返しが求められるが、果たして、角田はどこまでパフォーマンスを高められるか。「今は残ることしか考えていない」と言う25歳にとって、今回のアゼルバイジャンGPは、運命レースともなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】物議を醸した角田裕毅とローソンの“同門接触” レース後には両者間で大きな温度差「越えてはいけない一線がある」「気にするほどでもない」
【関連記事】「イライラする…」角田裕毅が憤怒した“同士討ち” 無謀に攻めたローソンは反発し、衝突理由を主張「ユウキが押し込んできた」
【関連記事】フェルスタッペンに肉薄もなぜ“契約危機報道”？ 角田裕毅に対するレッドブル代表の発言を英紙が報道「外れる可能性を否定しなかった」
1 2
