シリーズ5連覇を狙うフェルスタッペンの逆転の道は?「マシンに対する理解が少しだけ、深まった」
イタリアGPのモンツァサーキット、アゼルバイジャンGPのバクー市街地コースはともに直線区間が長いサーキット。レッドブルのマシンは相性の良さを示すことができたが、低中速サーキットではまだマクラーレン勢が優勢といわれている。「残り7レースでまだ69ポイントもある。これは数字として多い。基本的に、自分たちの側ですべてが完璧に進む必要があり、さらに相手側に少しの幸運(のなさ)も必要なので、まだ非常に厳しい」と現実に向き合っているという。
コンストラクターズタイトル争いはランキング4位と苦戦し、今季もマクラーレンに奪われる公算が大きいが、ドライバーズタイトルだけは死守したいところ。パワーユニットがホンダから自社開発で実力未知数のレッドブル/フォード製に代わる来季もチームに残留することを決断しただけに、地に足をつけてできる限りのパフォーマンスを見せるしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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