「現実から逃げるな」まだ揺れる角田裕毅の去就問題 元F1幹部が“答え出さぬ”レッドブルに異論「なぜツノダに甘いんだ?」
さらに語気を強めながら「現実から逃げるな。現実を直視するんだ」と訴えるシュタイナー氏は、角田に対するチーム内の見方が「甘い」と糾弾している。
「君たちは言っていたじゃないか。『カルロス・サインツは1回表彰台に上がった』と。しかし、ツノダはレッドブルで6位を1回取っただけだ。ウィリアムズじゃないんだぞ? レッドブルで、だ。なぜ誰もがあんなに甘いんだ? 私ツノダは好きだ。人として好きだよ。でも、結局はビジネスなんだ。そういう意味で現実を見るべきだ」
チームとはサマーブレイク後の10戦で判断する方針で合意している。果たして、角田はリミットが迫る中で、ギュンター氏が説くような“更迭論”を吹き飛ばす走りを見せつけられるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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