F1通算256戦のOBが説いた“セカンドドライバーの心得” 角田裕毅に辛口評価「長く残れるが違いは生み出せない」
OBが角田にセカンドドライバーとしての心得を説いた(C)Getty Images
F1キャリア5年目、レッドブルドライバーとしてシーズンを戦っているレッドブルの角田裕毅。第3戦日本GPよりレーシングブルズから昇格を果たすも、獲得ポイントはトータルで20ポイントと苦戦が続く。
これまで、その低迷ぶりにより各方面から厳しい指摘を受けてきた角田だが、シーズン後半を迎えてもパフォーマンスへの意見として、さまざまな反応が上がり続けている。
海外メディア『GRANDPRIX247.COM』でも9月29日に角田のトピックを掲載。その中では、F1界OBであるリカルド・パトレーゼ氏が語った角田への評価の声を伝えている。
パトレーゼ氏は1970年代から90年代にかけ256戦を走り、通算6勝をマーク。当時の最多出走記録を打ち立てるなど、長きに渡りF1の舞台で活躍した。チームに恵まれない時期もあった中、92年にはウイリアムズ・ルノーでコンストラクターズタイトル獲得にも貢献している。
『GRANDPRIX247.COM』に掲載されたパトレーゼ氏のコメントでは、現役日本人ドライバーに対し、「ツノダはF1にいるが、違いを生み出せない。かつてはドライバーが自らの判断でレースを左右していたが、今では車に乗り、多くの指示を受け入れたうえで走るだけになっている」との指摘が並んでいる。
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