角田裕毅の加入で“流れ”が変わったレッドブル ホーナー代表も評価「ユウキは堅実な週末を過ごした」
また、「ピットストップの問題でポジションを失ってしまった。ペース自体は良かったけれど、正直言うとあともう数ポジションは上げられたはずなので、完全には満足していない」などと、悔しさを覗かせている。
一方、日本GPでは届かなかったポイントを獲得したことには、「鈴鹿から比べて一歩前進できた実感があるし、チームが自分をしっかり支えてくれて、いい形で進歩できたことに感謝している」と話しており、次戦に向けても、「ジェッダ(サウジアラビアGP)についてはまだ具体的な目標は設定していないけれど、今やっていることを継続しつつ、予選で少しでも良い結果が出せれば決勝ももっと楽になるはずだ」と見通している。
他に、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表のコメントも紹介しており、「ユウキは非常に堅実な週末を過ごした。予選でトップ10に入り、今日はポイント圏内でフィニッシュした。バーレーンでも良い走りを見せてくれた」として、角田への賛辞が並んだ。
チームとしての課題は依然として残っているものの、角田の言葉でも示されているように、現状のマシンでさらに上位でのレースも不可能ではないはずだ。バーレーンでは今季、初めての2台同時入賞という結果を残したレッドブル。角田加入により、少しずつ流れが変わり始めているのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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